久しぶりの新作に緊張する。そのに示された彼らのオンガクに入り込める事が出来るかどうか、、というような心持ち。このアルバムは自分の中ではそういうアルバム。聴く前の印象としては。2007年リリース、数年振りの新作。全編インストのみで構成されたアルバム。
マイキングの素晴らしさもあるだろうし、エディット効果もあるかもしれないけれど、それにしてもMike Dのドラムは素晴らしくカッコいい。タイトではないけれど、愛すべきフレーズの宝庫という感じ。実際に演奏したものなのかそうでないのかボクは分からないけれど、いづれにしても素晴らしいドラムトラックだなぁ。このアルバムでMoney Markは、自身のソロ名義のアルバムのアプローチを比較的そのまま持ち込んでいる。MCAのベースはややダビーな感じを常に漂わせてる。Suco De TangerinaはOn-U的ベースラインもLo-Fiファンクなドラムもミニマルなギターも80's的。70's趣味全開だった彼らがこういうアプローチを追求する姿はとても興味深い。Off the GridがI⇒IIIb⇒IVのテーマ部分の前向きなコードがとても美しい。16分連打のベースラインが不思議と上品に響く。サンプリングフレーズを入れず、ループを回避することで音色はとてもビターな仕上がり。