最近は歌よりもっぱらレーサーとしての活動が中心のマッチの数あるベスト盤の中で一番最初に発売された初期ベスト。デビュー曲「スニーカーぶる~す」から「ホレたぜ!乾杯」までは全てのシングルが収録されているのになぜか「ミッドナイト・ステーション」「真夏の一秒」「ロイヤルストレートフラッシュ」「一番野郎」が未収録で、ちょっと納得いかない部分で三ツ星止まり。一番の聴き所は「MOMOKO」で、当時シングル盤「ハイティーンブギ」のカップリングとして発売されたものが、映画のヒットとともに一躍ファンの間では隠れ名曲に。オリジナルバージョンとしてCD化されたのはこのアルバムだけで、その他のベスト盤ではリミックスやボーカルを新たにとりなおしたりしている為聴く事ができない??重な音源となっている。それから、コアなファンしかわからないレア曲がもう一曲聴くことができる。「情熱熱風せれなーで」がそれで、シングル盤や歌詞カードでは「どうかしてる♪狂ったぜ~♪」と歌うところがこのCDでは「どうかしてる♪狂ったよ~♪」と非常にお行儀よい歌詞(?!)で歌われている。歌詞カード表記は「ぜ」なのに、不思議である。と、同時にちょっぴりおいしい、と感じてしまう。長年マッチファンをやってきたせいなのか、卵を割った時に二つ黄身が入っていたようなお得感が得られるはず。マッチは永遠に悪ガキであってほしい。「落ち着いた大人」になんかなってほしくない、やっぱりマッチはレーサーよりも歌手、永遠のアイドル、そんな気にさせてくれるフレッシュなベスト盤。