(はじめに謝ります。長文すみません。)
解散宣言があった。
9月6日深夜。
THE ENDを聞きながらこのレビューを書く。
なんて悲しいんだろう。
そして悲しみがなんでこんなに美しく映るんだろう。
胸が締め付けられる思いだ。
この毛皮のマリーズ3rdにしてLAST ALBUM、THE END.
悲しみ、そう発売前の雑誌インタビューで何度も語られていたのに違わない。
悲しい、そして、美しい。
胸が締め付けられるような・・・
見える景色は、行ったことないけど、イギリス。
美しい人の涙。
いわゆる暗い曲ばかりではないがどこかやはり、悲しみを、終わりを思う悲しみを湛えているのだ。
おわりをおもうかなしみ。
悲しみに包まれた世界、終わりが来ることさえ感じる。
でも・・・でも、悲しみに「毛皮のマリーズ」を志磨遼平が捧げてくれたから、私たちはそれでもどこか美しさを、世界は美しいのだと知ることができるのではないか。
クソみたいな世界でも美しくありたい。その思いをマリーズは伝えてくれたのだ。
ビューティフルに生きて死ぬための人生なのだ。みんな。
M12.JUBILEE、美しい曲だ。
私は同名の曲を知っている。
その曲の中に、「歓びとは誰かが去る悲しみを胸に抱きながらあふれた一粒の雫なんだろう」という一節がある。
毛皮のマリーズが去る悲しみを胸に抱いた私たちに残るのは何か。
悲しみの果てにきっと歓びがあるように。
私はマリーズの曲を大事にし続けようと思う。
ありがとう、毛皮のマリーズ。