中世貴族の肖像画などで妙に気になってしまう、股間をモッコリと誇張するための装飾具"codpiece(股袋)"を丸ごと1冊フィーチャーしました。世間では"草食男子"ということばが流行り、非婚晩婚率の増加、童貞の増加などが注目され、男性性の脆弱化が社会問題視される傾向にあります。中世のcodpiece(股袋)はどう見ても「チョット変!」な装飾具ですが、揶揄される一方で、わかりやすく男性性を誇示し、当時の貴婦人たちを魅了してきたのです。それではそのcodpiece(股袋)を現代ニッポンに復活させたときにどんなことが起こるのか?
各界一流のクリエーター諸子がそれぞれにcodpiece(股袋)をテーマに持論を展開しながら、新進気鋭の若手デザイナーもcodpiece(股袋)をテーマに大いに想像力と股間を膨らませた試みです。
沢渡朔による初の男性グラビアをはじめ、独自の哲学で「エロ」「恥辱」そして「グラビア」論を披露したみうらじゅん。博物学の観点から今まであまり脚光を浴びることのなかった「コッドピース(股袋)」をひも解いた松岡正剛。ファッションにおける股間の今後について解析した服飾史家・中野香織。創作や美術における股間の取り扱いについてディスカッションした美術家・会田誠と日本を代表する現代アートギャラリーのディレクター三潴末雄。豪華メンバーで贈る一冊。股間でもっこり、ほっこりと。
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