生きてることが大好きで 意味もなく興奮してる
僕らは泣くために 生まれたわけじゃないよ
僕らは負けるために 生まれてきたわけじゃないよ
上記のアルバム冒頭曲「未来は僕等の手の中」は今でも衝撃的だ。
今回、結成25周年としてリマスタリングされた初期アルバム3作の中でも、このデビュー作は彼らの何たるかを如実に物語っている。
チンピラ然とした見た目とは裏腹の、豊かな知性と鋭い感性、マイノリティへの限りない優しさ、そして激しさの内に宿る人生への悲哀。
なにより日本語歌詞によってパンクロックの王道を貫き続ける生真面目さは、すべての音楽家の鏡と言える。
その姿勢は、後のハイロウズやクロマニヨンズでも変わることがない。
一般に「青春ロックバンド」として語られることの多い彼らだが、その素晴らしさは時代も世代も超えた普遍的なものだ。
もしあなたがこのアルバムを未聴なら、どうか古臭いと言わずに買って聴いてほしい。
人生の苦悩と絶望を洗い流し、生きる勇気を与えてくれる名曲たちがあなたを待っている。