赤盤は私が購入したビートルズの最初のレコードだった。
この青盤も同時発売だったのだが、中学生だった私には両方買うだけのお金は無かった。
勿論、彼らの音楽の虜になった私は、オリジナルアルバムはアルバイトをしながら全て購入した。
しかし、この青盤は購入をパスし続けた。買おうと思えばいつでも買えたのに・・・
中期から後期のビートルズの音楽は入門用とは言えベストアルバムで済ます事は不可能だと考えたからだ。
ある意味、彼らのアルバムは全てベストアルバムだとも言える。特にサージェント以降のアルバムはをどのように選曲しても、たとえジョージが選曲したにせよ散漫にならざるを得ない。
無理があるのだ。オブラディオブラダの後にゲットバックはいただけない。レットイットビーのタイミングも良いとは思えない。だけど、こうしたら良いということも無い。
結果、赤盤はまとまりを感じるし非常に良いと今でも感じるのだが、この青盤はそこには達していない。と言うか無理なのだ。ビートルズ1のように割り切ってしまっているアルバムに対してはどうこう言うつもりもないが、この青盤は意味合いが違う。ビートルズアルバムの流れの一環にあってその総集編的な意味合いがあるように感じるだけに無理なことをしたものである。
今回はリマスターなので購入した。それこそ、赤盤も同時に。最初に赤盤を購入して37年目の事である。