本作は、最初から何か「匂う」。ユニヴァーサルが「衝撃の実写映像を云々」という時点で怪しい(笑)。
確かに2000年10月にアラスカ州ノームで起きた(とされる)、アダプション関連の映像は衝撃的だ。
人が宙に浮き、シュメール語で話す宇宙人の声が明確に聞こえ、空には大きなUFOらしき物体・・・。
でもそんなニュース、この頃全く聞いたことがなかったぞ。
本当だとすれば、矢追氏など放っておかなかっただろうし、少なくとも記事にはなったはずだ。
だって、狂乱した父親が家族全員を射殺して、自分も自殺しているような衝撃映像まであるのだからね。
自分は幽霊や宇宙人っていうのは「いても不思議じゃない」と思う方だが、少なくともこの映像は「フェイク」だ。
なぜなら、当のユニヴァーサルがそう言っているからだ(笑)。
この会社には前科があって、1910年3月、他社から女優フローレンス・ロレンスを引き抜くために、セントルイスで彼女が電車に轢かれて
急死、との「ニュース」を流して、1週間後に「その記事はデタラメだ。その証拠に彼女はIMP(当時の社名)の新作に主演する!」って
広告を打った。これも今回も「モキュメンタリー」の類なのだ。
まあ、普通のSFサスペンスとして観ればいいのでは。ミラジョボは心理学者を演じるが、薄いメイクでも凄く綺麗だなあ。
銃を撃ちまくらない「素顔」のミラジョボを観られるだけでも価値がある(笑)。
特典映像には、日本オリジナルのミラジョボインタビューも収録されている。星は3つです。