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1. Symphony no 2: 1st movement, Molto moderato Allegro moderato
2. Symphony no 2: 2nd movement, Andante
3. Symphony no 2: 3rd movement, Poco largamente Allegro feroce
4. Symphony no 5: 1st movement, Poco lento Piu mosso Allegro con fuoco
5. Symphony no 5: 2nd movement, Poco lento
6. Symphony no 5: 3rd movement, Poco moderato Allegro Epilogue
商品の説明
内容紹介
Bax fans can "revisit classic accounts of the Second and Fifth symphonies, conducted by
Myer Fredman and
Raymond Leppard respectively.
Lyrita has remastered them so that the Fifth especially shines anew." --
Gramophone June 2008 Editor's Choice Reissue of the Month
Product Description
Bax fans can "revisit classic accounts of the Second and Fifth symphonies, conducted by
Myer Fredman and
Raymond Leppard respectively.
Lyrita has remastered them so that the Fifth especially shines anew." --
Gramophone June 2008 Editor's Choice Reissue of the Month
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式: CD
まだ世の中がLPの全盛時代だった時の事。この世の中にあるであろうまだ出合った事の無い 音楽をひたすら求めて探していた頃の事、ふと立ち寄ったレコード店(死語ですね)の片隅の 輸入盤コーナーで発見したのがこのLPだった。少々現代的でシンプルなデザインのLP。 英のLyritaレーベルのBaxの交響曲シリーズの一枚だった。ジャケットデザインは確かキス・ フェンスビーだったように記憶している。ジャケットはともかく内容に関しては実は私もその 頃はそんなには期待はしていなかった。というのもBaxなんて名前は当時未知数で良く知らな かった。コリンウィルソンや太田黒元雄氏の著作に短く書かれているのみで想像上の作曲家に すぎなかった。音源に関しての情報はさらに少なく、当時Baxの作品は日本でも海外でも全く なくて世間では全く知られておらず、海外それもイギリスのグラモフォンレコードカタログ でも数曲のみが載っていたにすぎない。その未知の作曲家の書いた交響曲第二番だったから こちらも当然期待する方が不思議。とにかくも家に持ち帰り聴いて見ると、開始早々何やら 霧のかかったような弦楽器のざわめきに続き、管楽器があやしげな空気をつくりだし始める。 さらに混沌を予感させるような調性の混じりあった音が続く(複調という二つの調性を同時に 鳴らす音が印象的)。そしてそれからが異様なまでのカタストロフィーの連続。その展開に 私はあっけに取られてしまった。さらにその間随所に挟まれている奇妙だが叙情的なフレーズ の数々。混沌のうちに終始する第一楽章呆然として聞き入っているとさらに深く哀調に溢れる 第二楽章がつづく。そして、最後に一楽章をも超えるようなカオスに戻り、荒々しく終わる 第三楽章。そこでは巨大なオーケストラにオルガンまで加わって轟音が響き渡る。気がついて 見ると私はその怪しげな魅力に完全に取り込まれてしまっていた。何と言う異様な音楽なの だろうか!名曲というものとは種類の違ったもの。オーケストラが軋んでしまっているほどだ。 ホルストの有名な「惑星」の【火星】の部分とはちょっと違った意味での似た強烈な衝撃。 この強烈な記憶はこの曲(あるいはBaxの)イメージを完全に決めてしまう事になった。 ちなみにBaxの他の交響曲は第二番が余りにも強烈だった為、それ程インパクトがない印象 だった。それから、時代は移り、CD時代を迎えたのでこの録音の復活を待っていたのだが、 私の期待に反してこの英リリタ盤の演奏(交響曲第二番)はとうとう復活しなかった。その後 時代は進み、バックスに関しては、いろいろな演奏家の演奏が出始め、私も大いに期待を 持って第二交響曲も都度聴いてみたのだが、どの演奏もこのリリタ盤と比べ足元にも及ばない 不満足な演奏という印象だった。Lyrita盤はそれほどの魅力(魔力)を持っていたのだと気づ かされた。興味が湧いて以前の録音を入手したのでその後いろいろ調べていくと英Lyrita社は 交響曲一番・七番に関しては何とかCDを出したのだが、その後経営不振でつぶれてしまった 為、この第二番の演奏は再発されることなく終わったようだ。 他のレーベルでの演奏がことごとく期待はずれだった為、仕方なくLPをCD-Rにおとして原典で あるBaxのスコアまで注文し調べていてあることに気づいた事がある。驚くことにバックスの オリジナル指定と違っている演奏部分がかなり随分あったのだ。英Chandos盤のB・トムソンも、 NaxosのD・ロイド・ジョーンズもそしてあのBaxの使徒ヴァーノン・ハンドリーのものすらも Baxの原典にはわりと忠実な演奏なのになぜ?こんな事に。 そしてこのM・Fredmannの演奏に最も近いのは最近発掘されたユージン・グーセンスの放送録音 のものだった。しかしながらいかんせんこの演奏は古すぎて非常に聴き取りずらい。そして やがて気がついたのは、バックスのこの手の曲は正直に指定通り演奏したのでは効果が薄いの かも知れないと言う事だった。特にこの第二番は他の交響曲と比べ極めて特殊な位置にあり、 破滅的な感覚を持つ演奏が意外と成功するのだ。皮肉なことに当時Lyritaがこの録音の際に 指揮者として選んだのがM・Fredmannという新人指揮者。 当然ながらオーケストラとのリハーサルなどもも予算の関係で短く、彼がオーケストラを まとめるのに随分手間取ったろう事は想像できる。ところがである、その新人指揮者の必死の 思いがかえって演奏に危うさを生み、それが神がかり的な演奏につながったのだから皮肉な ものだ。 神がかりといえばバックス交響曲の録音でこの第二番と共に常に引き合いに出されるもう一つ の伝説的なの演奏がある。それはN・デル・マーの振った交響曲第六番である。その第六番と 併せて、この第二番はイギリスにおいても今だにバックスファンの間で名演として語り告がれ ている。つくづく名演とは一体何だろうと考えさせられてしまう。演奏の不思議さを実感する 為にも是非一回は聞いておくのがバックスのファンとしての筋というものだと思うがどう思わ れますでしょうか。カップリングされているもう一曲の交響曲第五番の演奏はレイモンド・レ ッパードによるもので、深みに少々欠けるがこれも安定した演奏。 個人的にはBaxの交響曲のカップリングは第六番と第二番にしてほしかった。しかしながら その当時では考えられなかった夢のようなBaxの交響曲の聞き比べが出来る世の中になった事を 素直に喜びたい。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式: CD
バックスの交響曲は、ハンドリーとBBCフィルによる全集(Chandos盤)が初体験でしたが、第2番と第5番は特になじめませんでした。そこで、Baxian渡さんのレビューにも誘われて、この盤を購入。聴いてみると、Chandos盤と違って癖のない録音で、それぞれ1970年と71年の演奏とは思えないほどの好音質に驚きました。第2番の第2楽章は、ハンドリーの12分11秒に対し、フレッドマンは11分9秒で振っており、この盤のほうが中間部のテンポが速く豪快で、ダイナミックレンジもより広い印象です。中間部は、1916年の復活祭反乱で処刑されたアイルランドの愛国者P.ピアースにちなんだ作品「イン・メモリアム」の一節が引用されているため、ピアースらを追悼する音楽であるかと思われますが、この盤のほうが彼らの無念さが伝わってきます。第3楽章は、管弦楽をやや慎重に鳴らしたことで、ハンドリーの場合よりも不気味さが引き立っており、Chandos盤では感じられなかった、魔女の棲む森にでも引き込まれたような感覚を味わいました。オルガンが入る部分では、大地が裂けて奈落の底へ落ちていくような恐怖すら感じます。第5番の第1楽章は、ハンドリーの15分46秒に対し、レッパードは17分32秒で、第2主題をよりゆったりと謡わせており、霧立ち上る森と湖、大西洋に沈む夕日といったアイルランドの自然美が目に浮かぶようで、好感が持てます。第2楽章も、単調な繰り返しによる楽章であるにもかかわらず、ハンドリーよりも起伏に富んだ表現で、うまく聴かせてくれます。ただ第3楽章に関しては、この盤でも、最後の盛り上がりが表面的過ぎる印象は払しょくできませんでした。もっと金管を控え目に、Baxian渡さんのおっしゃるように「楽譜通りではなく」演奏されれば、印象が変わるかもしれないと感じました。
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