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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
玉石混交,
By 食いしん坊 (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Story Seller (新潮文庫) (文庫)
人気作家及び人気作家候補による短編集。伊坂幸太郎「首折り男の周辺」 近藤史恵「プロトンの中の孤独」 有川浩「ストーリー・セラー」 米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」 佐藤友哉「333のテッペン」 道尾秀介「光の箱」 本多孝好「ここじゃない場所」 伊坂幸太郎、近藤史恵、道尾秀介以外は初対面でしたが、本屋で見たこと ある名前ばかり。期待は大きかったのですが、結果は、3勝3敗2分くらい かな。関連する長編があるサイドストーリーなのか、本書だけでは物語の 背景がわかりづらい作品もあります。 僕が一番楽しめたのが、「玉野五十鈴の誉れ」。時代背景も戦前?なのか、 架空なのかも判らない寓話的な世界ですが、なんか透明感のある物語。わ ずか60ページで、起承転結があり、また、最後の話の膨らみ方も良い。読後 すぐに、この著者の他の作品を探しに本屋に行きました。 短編だから空いた時間にも読みやすいし、新しい作家開拓にも適した本です。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新開拓にはうってつけでした,
By なりなる (大分県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Story Seller (新潮文庫) (文庫)
そもそも本を読むのは仕事で外出したときの待ち時間などの10分前後が切れ切れに許されている私には とっても読みやすい本でした流石、著名な作家さんばかりで短編読みきりとはいえ、最初の1ページで見事に引き込まれ、読後には1冊分を読みきったような充足感が得られます 何気に手に取った1冊でしたが、これを読んで、ご贔屓の作家さんに加えるも良し、新開拓で幅を広げるも善しで、とってもお得なないようです
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心にのこる名作,
By
レビュー対象商品: Story Seller (新潮文庫) (文庫)
全ての短編が、同じテーマを底流に抱えた名作ぞろい。これらの短編を選んで1冊にした出版社に敬服します。 ■Story Seller(有川浩)。 「塩の街 」、「空の中」、「海の底」のようなSF的な設定は無いけれど、 これらの作品の登場人物に心引かれた人なら間違いなく泣けます。 最後から7ページ目に主人公の妻が書いた小説が引用されています。このページを 読んだとたんに泣き崩れてしました。ナイフで刺されたように、いきなりグサッ ときました。それからは何時間も涙がとまりません。今も、涙がでてきます。 しかも、前面にでてくる愛の裏に、無私の愛に徹することができず、奉仕と 他者からの認知を切ないまでに必要とする人間のサガにが潜んでいます。 このため、激しい感動が、時ともに静かで深い感動に変質して持続します。 太陽のようの明るく燃える情熱的な愛だけでは、ここまで感動が持続することは ありません。 平仮名ばかりの単純で短調な文章を、魂を深くえぐる強力な凶器にしてしまう 有川浩に恐ろしさすら感じます。 ■首折り男の周辺(伊坂幸太郎) たくましい肉体を持つ男が主人公。強靭な肉体があっても、人は一匹狼には なり得ず、群れを必要とする生き物であることを、多面的に描いている印象的な名作。 登場する中学生、青年、老人それぞれが、それぞれ群れを必要としています。 独立不羈にはになれず、他者からの認知や、自己を維持するための挟持、 利他行動による存在理由の確認などを必要とする人間のサガは、Story Sellerと 共通するものがあります。 ■プロトンの中の孤独(近藤史江) 自転車のロードレース選手の物語。 団体競技としてロードレースでは、チームプレーを要求されますが、それ以上に、 選手は人とのつながりを必要とし自分の居場所は人との関係によって形成される 現実を描いています。 ■玉野五十鈴の誉れ(米澤穂信) 旧家の一人娘が主人公。旧家の当主は当主なりの誰からも一目瞭然の誉、 下女も下女なりの自分でさえも気づかない誉を持ち生きています。 人は等しく誉れに支えられているという事実、誉を持たずには生きていけない 人間のサガが、ミステリーのようなストーリーを使って読者に突きつけられます。 ■333のテッペン(佐藤友哉) 平凡な日常と、強姦や殺戮など血と悪徳にまみれた刺激的でスリリングな世界の 間で揺れ動く男が主人公。 主人公は、天真爛漫なな笑顔を持った事務員や所恐怖症の探偵、バイト仲間など の、友達/恋人/家族などといったはっきりしたつながりを持たない人たちと そこはかとない関わりを持ちながら生きています。 狂気の世界にひかれる男は、周囲にそうした周囲の人間たちの存在によって、 平穏な日常に踏みとどまっています。 そこはかとない存在の是認なしには、狂気と破壊の世界に落ち込みかねない 人間心の弱さが、淡々としたストーリの影に隠して描かれています。 ■光の箱(尾道秀介) 大きなトリックがあるミステリーのような筋立てで初恋から大人の愛までが 描かれているラブストーリー。 物語の中の物語として赤鼻のトナカイの話が、ファンタジーのような味わいを 加えている、ハートウォーミングストーリーです。 ■ここじゃない場所(本多孝好) 女子高生が主人公のSFのようなファンタジーのような不思議な短編。 人が人を求め好きになる過程を描いているが、単なるラブストーリー でありません。不思議な設定がどう展開するのかのが気になって最後まで 読んでいくと、気がつけば狂気、恋心、など印象に残るさまざまな思いを が心に残っていました。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
短編を読むにはいい本
この作家のこの作品がいいとかのレビューは 散々されてるので省略。 個人的にはこういう短編は大好きです。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: FD3S
5つ星のうち 3.0
若い人向け?
全体的に若い人向けな話だったように思います。 ミステリー系?が多いので、物語に意外性や刺激を求める人はぜひ。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: ・_・
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