Amazonレビュー
『スターゲイト SG-1』第4シーズンのスタートを待つまでもなく、ファンは機械生命体レプリケイターの恐ろしさに気づいていた。当初、このクモ型の悪役は、前シーズンで数多く登場した新たな敵のひとつでしかなかった。しかし、銀河系の有力層と思われる人物が地球に救援を依頼したことで、事の重大さが明らかになる!
実際、今シーズンではSG-1の敵が増え、物語が一気に複雑化していく。本作がSFであることを証明するかのように、ロシアが独自のスターゲイト計画を発表し、アメリカに支援を要請。これをきっかけに、SGCの活躍の裏側で、ありとあらゆる政治工作が始まる。糸を引いているのは、嫌われ者のキンゼイ上院議員(ロニー・コックス)だ。
今シーズンでは、地上を舞台にした物語がずいぶん多いが、地域的な敵ばかりが登場するわけではない。ゲスト・スターのウィリー・ガーソン演じるマーティンは、スターゲイトについて知りすぎた、疑い深い変人。ダニエルの昔の恋人は、マーティンのさらに上を行くワルで、古代エジプトの呪いを受けた古傷以上にダニエルを苦しめることになる。ありがたいことに、脚本家陣はストーリーを1話完結式にすることの大切さを忘れてはいなかった。第69話「人体改造アームバンド(Upgrades)」で、SG-1はパワーの乱用についての教訓を得る。第68話「地下帝国への救援(The Outer Side)」(『スター・トレック ディープ・スペース・ナイン』のルネ・オーベルジョノワが出演)は、無条件の信頼についての教訓だ。第75話「生態系改造計画(Scorched Earth)」では、ある惑星の所有権を主張するという危険な行為の結果、SG-1はダニエルの意見を尊重することを学ぶ。最後の教訓を彼らがもっと頭に叩き込んでおけば、次の第5シーズンがあんなにひどい終わり方をすることはなかったのではないか。(Paul Tonks, Amazon.com)