コープマン指揮アムステルダム・バロック合唱団&管弦楽団およびブレダ・サクラメント教会少年合唱団の演奏による、バッハの「マタイ受難曲」全曲を収録したDVD2枚組です。2005年3月22〜23日、オランダ・アメルスフォールトの聖ヨリス教会でのライヴ録画です。
このDVDは輸入盤ながら、何と日本語字幕がついています!しかもリージョンフリーなので、「映像版マタイ」が見たいという方にはぜひおすすめしたい一品です。
コープマンらの演奏はメリハリの効いた生き生きとした躍動感があり、なおかつ感動を押し売りするような重苦しさやクドさがないので、曲そのものの魅力を味わいながら疲れずに3時間近くの長丁場を楽しんで聴くことができます。合唱・器楽陣とも技術的には最高水準の腕前ですが、第1部に登場の少年合唱はやや弱々しい印象がありました。
ソロ歌手は福音史家(テノール)にデュルミュラー、イエス(バス)にアーベレ、その他ザムエリス(ソプラノ)、バルトス(アルト)、アグニュー(テノール)、メルテンス(バス)といったコープマンのバッハ・カンタータ全集のレギュラー陣が参加しています。どの歌手もそれぞれの持ち味を生かした好演ですが、イエス役のアーベレはちょっと顔が怖いです(^^)
付録としてコープマンとヴォルフらバッハ研究者たち4人の対談(約25分)が収録されています。ドイツ語で行われていますがこちらは英語字幕だけでした・・・