『The Lettr(邦題「あの娘のレター」)』の大ヒットと,Alex Chiltonが在籍し,Dan Pennがプロデュースしていたことでも(一部の人に)知られるバンドのベスト盤です。特に『The Lettr(邦題「あの娘のレター」)』は1967年に全米1位となり,またJoe Cockerをはじめとする多くのミュージシャンにカヴァーされている名曲です。この曲が出たとき,Alex Chiltonは,まだ16歳だったらしいのですが,声だけ聴くと,とてもそうは思えませんね。どう聴いても,もっとおっさんのようにしか思えません(^^;)
全体的には軽めのR&Bといった曲が多いのですが,『Neon Rainbow』のようなソフト・サイケ調の曲(タイトルからしていかにもですもんね(^^;)もあるのが,1967年という時代を感じさせますね。
収録されているのは1967年の『The Lettr/Neon Rainbow』から1969年の『Demensions』までの曲ですが,『Demensions』以外はDan Pennのプロデュースによるものです。ちなみに副題の『Soul Deep』は『Demensions』に収録されている曲のタイトルです。また,1969年の曲の中にはAlex Chiltonの自作曲も4曲収録されています。
Alex Chilton自身は,ポップにさせようとするレコード会社からの軋轢等から,Box Topsというバンドはあまり好きではなかったようですが,『The Lettr(邦題「あの娘のレター」)』1曲だけでもBox Tops は1960年代ポップ界に名前が残るバンドだと思います。