当然の事ですが、恋愛はうまくゆきにくいもので、安定しているのは、妹の果歩と飯田君くらい。
飯田君は、メタボっていて、食欲旺盛ぶりが目立つものの、中身はしっかりとしていて、果歩を巧みにリードしていますね。
スマートな長坂課長は、多方面での努力家なのに、少しずっこけていたりします。
微妙なのは、会社の松本さん→中津君→姉の塔子という図式で、悩みながらもギャグをやっています。
この図式の結論は、簡単には得られそうにはありませんが、次巻以降へのヒキにもなっています。
著者の卓越した着眼点の数々には、うならされます。
混浴であっても、温泉に水着を着て入るのは、抵抗を感じますよね。
また、スポーツセンターのテンションの高さには、なるほどと思わされました。
乗鉄の中津君の、鉄道ファン心理も、巧みに描かれています。
それにしても、姉の塔子は、弱い割には、良く飲みますね。
この飲みっぷりを見ていると、こちらまで飲みたくなってきます。
表紙カバーも美しく、カバーをめくると、かつての果歩の、料理奮闘中漫画が現れます。
悲喜交々と質の高いギャグ。
この作品は傑作です。