第1巻にも増して、ギャグが巧みになり、キャラの魅力も増しています。
連載当初より、本第2巻の方が、キャラの個性が落ち着いていて、しっとりと楽しめます。
果歩が風呂上がりの姿で、玄関で姉を待つ下り、
姉妹喧嘩をして、大人の対応で、姉が勝利する下り、
などは、繊細な心理がギャグ化されており、唸らされました。
会社での姉ファンの中津君は、努力がことごとく裏目に出てしまうのですが、憎めない人ですね。
乗鉄でもあり、プラモデル好きで、大人になっても、少年の心を持ち続けている人です。
こういう人って、たいてい、女性に対しては不器用なんですよね。
その対極は、すべての点でスマートで、切れ者社員の長坂氏です。
バツイチである事が判明しますが、成る程な、と思ったりもしました。
果歩は思考は子供ですが、行動はオバサンです。
姉は年齢以上に社会経験が豊富ですが、まるで子供です。
このアンバランスが、既にギャグです。
随所に微妙な心理的機微が、散りばめられています。