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Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
 
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Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) [単行本]

円城 塔
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

ここには見事なまでに、何も無く、そして全てがある。

佐々木敦(批評家)



『夢十夜』の漱石に、数理を二匙足すと円城塔になる。

……少し足しすぎたかもだけど、それが風味を出している。

前田塁(文芸批評家)



彼女のこめかみには弾丸が埋まっていて、我が家に伝わる箱は、どこかの方向に毎年一度だけ倒される。
老教授の最終講義は鯰文書の謎を解き明かし、床下からは大量のフロイトが出現する。
そして小さく白い可憐な靴下は異形の巨大石像へと挑みかかり、僕らは反乱を起こした時間のなか、あてのない冒険へと歩みを進める――
軽々とジャンルを越境し続ける著者による驚異のデビュー作、2篇の増補を加えて待望の文庫化!

--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

進化しすぎた人工知性体が自然と一体化したとき、僕と彼女の時空をめぐる冒険ははじまった。Jコレクション創刊5周年記念作品。

登録情報

  • 単行本: 308ページ
  • 出版社: 早川書房 (2007/05)
  • ISBN-10: 4152088214
  • ISBN-13: 978-4152088215
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 218,595位 (本のベストセラーを見る)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なんだこれは, 2010/2/24
時空が崩壊したという世界、多世界、の話。
長編となってますが、時空が崩壊した多世界を描いてるので、短編集のようでもある。
それぞれの章に繋がりも多々見られるけど、それは読者側が勝手に関連があるんだと思ってるだけで
もしかしたら全然関係が無いのかもしれない。

インパクトのある話ばかりで、なんでもありな感じでもいろんな論理(理屈?)でなんか納得
させられる。

そしてユーモアもたっぷり。巨大知性体達はなかなか笑える。
特に『Yedo』。八丁堀最高。

でもしっかりSFしててカッコよかったり。

ミヒャエル・エンデの『鏡の中の鏡』を思い出しました。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 文庫化に際して2編追加。難解だけど、詳細な後書きが読解の参考になる。, 2010/2/27
By 
hamachobi - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
単行本のときも読んでいたんだけど、あまりの難解さにほとんど理解できなかった作品。普通は単行本を読んだら、文庫化されても買わないんだけど、再挑戦の意味も込めて、今回文庫化された方を買って読んでみた。

相変わらず、難解だけど、自分も彼の文章に慣れてきたせいか、初読のときより読みやすかった。というより、なんで、初めて読んだときによく解らんと思ったのかが不思議なくらい、すっと読めたし、面白く読めた。

メインは巨大知性体。それに絡んだ短編が20編あって、それでひとつの長編小説になっている。一つ一つの小説は独立しているようで、それが大きな物語を構成しているところが面白い。単独では分からなかったことが、全体を読むと分かる。なんて、言ったけど実は佐々木敦氏の後書きの解説を読んではじめて理解できたことが多い。これぐらいの解説がないと自分には辛かったかも。

単行本にはなかった2編も追加されていて、文庫本も買って良かった。
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22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なんで誰もレビューを書いてないんだよ。, 2008/3/14
レビュー対象商品: Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) (単行本)
『SFが読みたい! 2008版』国内篇第2位に選ばれた話題の作品なのに、誰もレビューを書いてないことに驚いた。でも書いていないことに納得してしまった。なぜならこの小説は誰かに紹介しづらい作品であるからだ。

18の短編で綴ったこの連作集は、専門用語が溢れる数理的かつ複雑なSF小説だ。
深読みすればどこまでも深読みできる難解さと綿密に練られ過ぎてる構成を完全に理解できるかというと、それは難しい。だからこの作品はこうだよと人に勧めづらいのだ。

畳の下からフロイトが続々出てきたりと内容もかなり奇抜である。

実際、私自身も何が書いてあるのかよくわかっていない。それでも軽妙かつ饒舌な語り口とひねくれたユーモアに引かれて、スラスラと読んでしまえる面白さがある。深読みも軽くも読める作品だ。

この奇妙さをどう表現して、人に紹介すればいいのかわからないが、一読の価値はある作品であることは間違いない。真っ黄色い綺麗な本の装丁につられてジャケ買いするのも悪くない。

あと、誰かレビューを書きましょうよ。せめて5、6個ないと作品のちゃんとした紹介ができない・・・。
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