When a Massachusetts boy is accused of mass murder, his socially prominent grandmother, who hires Spenser to investigate, is convinced of his innocence. But Spenser isn’t convinced of anything—except that there’s trouble ahead...
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
菊地光さんの訳ではないスペンサー,
By マスタング (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スクール・デイズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
古くからのファンはご存じのとおり初期の2作品に他の方が訳されたものがありますが過去、シリーズ全作32作を訳された菊地光さんから、この33作目にして訳者が加賀山卓朗さんに引き継がれました。作中のスペンサー、ホーク、スーザンはほとんど年を取りませんが、現実の月日は流れ、自分の年齢より若い方が翻訳されたスペンサーシリーズ最新刊を書店で見たときは正直、不安な気持ちもありました。結果は過去の作品同様、購入日当日、一気に読了。 作品そのものは登場人物のディテールがよく書き込まれた読み応えのある作品と感じました。そして、なにより加賀山さんの訳は今までどおり読者をスペンサーワールドにいざなってくれるもので、訳者の作品に対する愛情と菊地さんに対する敬意も感じられ満足です。 次作もよろしくお願いします。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
今回はスーザン抜き,
By
レビュー対象商品: School Days (Spenser Mystery) (ハードカバー)
ボストン郊外の高校で銃撃事件発生、多くの死者が出る。犯人は2人の高校生。スペンサーが、犯人の1人の祖母(スーザンが年をとるとこうなるような魅力的な女性)から、事件の真相究明を依頼される。その犯人とされる孫は、実は事件現場で逮捕されたのでなく、事件後捕らえられたのである。本当に彼が事件を起こしたのか、それならその理由は何か?事実は、なかなか判明しない。しかしスペンサーはしぶとい。ついに、真相をつきとめる。ところで、今回スーザンは学会の仕事で、ボストンを離れている。彼女の留守中、愛犬パールの世話をしながら、探偵の仕事を続けるスペンサーの奮闘ぶりが面白い。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「生きていける」と「生きる」のふたつを手に入れる難しさ,
By
レビュー対象商品: School Days (Spenser Mystery) (ハードカバー)
本書での事件は、コロンバイン・ハイスクール銃撃事件とほぼ同じ。Spenserが事件を調べ始めると、学校関係者、家族、弁護士、地元警察など 関係者すべてが、事件を忘れるため「犯人たち」を早く監獄へ送ろうとしている。 そして「犯人」たちも罪を認め、生きることを諦めている。 状況がどこかおかしいその理由を見つけるまで、Spenserの探索は止まらない。 "Double Deuce"にて(Hawkの助言を容れず)Spenserが殺さなかった黒人少年、Major Johnsonが30過ぎのアウトローとして本書に登場する。 彼はストリートギャング生活を生き延び、そして(ギャングの世界から足を洗ってはいないものの)"The man"に近づいていた。 "Double Deuce"当時のMajorは「生きていける」ことが不思議ですらある黒人居住区で必死に「生きて」いた。 一方本書は、親の庇護で苦労無く「生きていける」はずの白人社会で「生きて」いない白人青少年たちの話である。 本書ラストでのSpenserとRitaとの会話を読むと、Spenserも若いころとはかなり変わったなあと思う。 でもその変わり方はとても真摯でSpenser的であり、その点でSpenserはずっとこれからもSpenserなんだろうと思う。 個人的には、Major登場あたりからぐんぐん面白くなった。そういうところはきっちりSpenser Nobelです。
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