この「STANDARDS」シリーズは、ジャズをバックにしたポップシンガーのアルバムなんだと思います。
よくあるカバー曲集みたいに、オシャレな感じを狙ってやろうという感もなく、すっと耳に入るアレンジです。土岐さんご自身も、かなりあっさりと歌唱されています。
残念なのは、日本人なので発音に若干の違和感を感じること。こればかりはしょうがないのですが。
そんなわけで、時間を取って聴き込むにはあっさりしすぎて物足りないのですが、日常生活の中で流すのには最高に適したアルバムです。
朝食や昼寝の際のBGMとして、シリーズ全てそろえるのも良いかもしれません。
ここまでで星4つ。
個人的には、マイケルの「Human Nature」は、聴き込むに値する名カバーだと思っています。
さらに、この「on the sofa」には、他の「STANDARDS」シリーズには無い特徴があります。
それは、最後の「PLAY OUR LOVE'S THEME」のアレンジを、元Cymbalsの沖井さんが担当していることです。
よってこの曲だけバックが、ジャズというよりはジャズ気味ポップス、さらに言うならば疑似Cymbalsになるのですが、決して他の曲に劣るものではありません。
むしろ軽い曲の中に、わざとオシャレな雰囲気を醸し出しているこの曲が入ることで、なにか得した気にすらなります。
そんな意味も込めて星5つです。