本書を読む限り、企業やクライアント、ユーザーにとって、できるSEはやはり心の置き所にも優れていると言えそうだ。では、優れた思想を持ったSEとそうでないSEは一体何が違うのだろうか。本書には、まさにその点が書かれている。
まず、できるSEはコスト意識を強く持っている。コスト意識を持ったSEとそうでないSEで提案の仕方や仕事の進め方がどのように違ってくるか、経営者やマネジャーも注目したいところだ。また、できるSEはコミュニケーションにも優れている。そしてこのコミュニケーション力は、問題解決力に直接つながっている。本書で紹介されているが、トラブルを起こした社員に「何もしてないのにおかしくなるわけないだろ」と食いつくSEと「そんなに心配することはないよ」となだめるSEでは、情報収集力も違ってくるのだ。
さらに本書では、信頼性の高いシステムを構築するための「思想」、プロジェクトを成功させるための「思想」など、技術面での仕事の成果に直接かかわる「思想」についても言及している。SE向けに書かれてはいるが、職業人の心得を説いた良書として、ビジネスパーソンにもおすすめの1冊である。(土井英司)
「できないことを『できる』と言わない」「まず自分を疑え」「自分の知識を死守するな」といった提言自体は目新しいものではない。しかし,文章がわかりやすいため,素直に読み進められる。「新しもの好きの無駄な提案」「高慢な態度が会議をぶち壊す」「不変と可変を見誤ったひどいプログラム」といった具体的な事例が要所要所に挟んであり,現場経験が豊富な人は納得できることが多いだろう。
( 日経ソフトウエア)
(日経ソフトウエア 2003/04/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
日々の行動規範みたいなもの,
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レビュー対象商品: SEの持つべき「思想」―できるSEは何を考え、どう動いているのか (単行本)
多くの方がレビューに書かれているように「思想」というのはちょっと大げさですね。SEが日々当たり前のこととして考えておかなければならない行動規範・ものの考え方が、うまくまとめられていると思います。 新卒でSEで入社してくる学生に「入社までに読んでおくように」と渡す本にはいいかも。 (入社までに身につける社会人のマナー、とかそういう類の本と同じですね) ただ、日々の激務をこなしているうちにこのようなものの考え方を忘れてしまうSEもいると思いますので、そういう方は一度目を通してみてください。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
若い人に読んで貰いたい本です。,
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レビュー対象商品: SEの持つべき「思想」―できるSEは何を考え、どう動いているのか (単行本)
有る程度経験のある人が読んでも当たり前の事しか書いてないので面白くありませんが、経験が少ない人や若い人には是非読んで貰いた い本です。 本の内容の各項目全てで、その通りとうなずきながら読みました。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
社会人の持つべき「意識」-といった感じかな?,
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レビュー対象商品: SEの持つべき「思想」―できるSEは何を考え、どう動いているのか (単行本)
みなさんも書かれていますが、全体を押しなべて見ればどういった意識で仕事に取り組むべきかについてたんたんと述べられています。 とても読みやすいため、すぐに読み終わります。 軽い気持ちで普段自分の意識が欠けていないか見直すにはちょうどいいか もしれませんね。 ただ、これだとできる企業人とお話した方が役に立つかもしれませんね。 そのような方とお話できない学生さん達には十分読む価値がありますよ。
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