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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代の叙事詩,
By MM-ac24 (NEW YORK) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: S M L XL: Second Edition (ハードカバー)
この本は建築家だけでなく現代アート、デザイン、現代批評などあらゆるジャンルの人々から言及されることの多い非常に重要な作品である。それはレムコールハースほど建築とは何かという命題を真摯に追求している建築家は他にいないからなのだろう。他の建築家がそれぞれ建築とは何かという答えをインスタントに処理していく中で、コールハーズはその問いには決して答えのないということを証明しようとしているかのようだ。この神話のように極端に厚い本は、建築を通して20世紀の人類の文明をS M L XLのサイズに分類し、そこから文明と建築の本質について明らかにしていこうとする無謀な試みとその挫折の記録である。それはまさに風車に向かうドンキホーテにも似たまったく誇大妄想的な試みでなのであるが、著者自身その不可能性を自覚しているのは明らかで、まるで自分の作品を自嘲するかのような無数の皮肉と冷笑が本のあらゆる場所にまき散らされ、その混沌と矛盾こそがまさしく我々を取り巻く現代そのものであるということを圧倒的な迫力で読者に体感させる。 この建築を通して文明を解剖していくという方法は彼の有名な処女作「錯乱のニューヨーク」ですでにおなじみであるが、まさしくこの確信犯的な現代批評スタイルこそがレムコールハースの真骨頂であり、文明と建築の本質に少しでも近づこうとする彼の建築方法論なのである。 この本は、現代文明の本質的な矛盾に立ち向かい、そして挫折しながらもそれでも前へ進もうとする、ある建築家に関する現代の叙事詩と呼んでもよいだろう。
5 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
A to Z レムコールハース,
By
レビュー対象商品: S M L XL: Second Edition (ハードカバー)
この一冊の本は、都市であり建築であり、あるいは映画でもある。世界で最も注目される建築家の一人、レムコールハースとグラフィックデザイナー、ブルースマウとの共著により、1995年に出版された。レムコールハース、OMAによるこれまでの活動、理論、情報、文脈、思考、調査、編集等の混交を視覚化させ、小さいものから大きいものへとサイズごとに分類させた。単に彼らの活動の軌跡を追うものではない、研究理論の集大成でもなく、新しい未来のマニフェストでもない。この一冊の本から現代都市の抱く問題を読み取る者もいれば、建築の手法を手にする者もいる。あるいは思考を深める辞書のように扱う者もいるだろう。多種多様な見えない感覚が飛び交う現代社会のように、何を求め何を手にするかは読み手の自由である。ルコルビュジェ作品集にかわる、21世紀の書物のひとつになるだろう。
24 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
重い,
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レビュー対象商品: S M L XL: Second Edition (ハードカバー)
個人的にはとても役に立つ一册だと思う。しかし、少々厚く、重い。
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