Ruby on Railsに興味はあるけど今までなかなか試せないでいた人にオススメです。Railsではどのようにサイトを開発していくのか、Rails2.0ベースの実践的なサンプルで解説されています。
最初の開発環境の構築ではWinとMacそれぞれでスクリーンショットつきの詳細な説明があり導入しやすいです。
ブログの作り方では、基本的な記事管理から始まり、ログイン、日本語対応、フィード配信、コメント機能、タグクラウドなど、どんどんブログの機能が追加されていくのが楽しいです。
ショッピングサイトの作り方では、商品管理をActiveScaffoldというプラグインを使った方法で解説されています。カート表示や注文数の変更削除がAjaxを使った方法で解説されていたりします。それと注文受付メールや、お問い合わせフォームなどのメール送信の解説も参考になりました。
そして一番厄介なサイト公開については、WebサービスのHerokuを使って解説されています。HerokuはLinuxなどのサーバの知識がなくてもブラウザ上で簡単に開発・公開できるサービスです。Herokuは海外のサービスなのでサイト全体が英語なのですが、スクリーンショットつきでワンステップづつ解説されているので英語はちょっとという人でも大丈夫だと思います。
後半のインタビュー記事はRailsを使ったサイト利用者へのインタビューとそのサイトで実際に使われているRailsの機能やプラグイン、Javascriptのケーススタディになっています。内容はインクリメンタル検索やモバイル対応、WYSIWYGエディタ、Podcastの配信方法など実用的です。
この本を読んでRuby on Railsで何ができるのか、どのように開発していくのかを先に掴んでおいてから、レシピ本やリファレンス的な本を読むのもありかなと思いました。