内容紹介
Ruby on Railsとはどのようなものか、簡単に言うならば「RubyでつくられたWebアプリケーションに特化したフレームワーク」です。開発したのは、David Heinemeier Hansson(DHH)氏。現在は複数のコアメンバーによって日々進化し続けており、バグ修正や機能の改善作業に参加している開発者は数百人とも言われています。特徴は、Webアプリケーションの開発に必要な共通の機能、骨組みや仕組みを網羅していること、そして、必ず繰り返し実装する機能が用意されているということです。たくさんの開発者の知識と経験を元に、これらの機能は作られています。
ここで、「今までのCMSなどでもWebアプリケーションを作れるじゃないか」という意見があるかもしれません。確かに、本書で紹介するブログやショッピングカートシステムは、Ruby on Railsを使わずとも作れてしまいます。しかし、そこで習得した知識や経験だけで他のWebアプリケーション、例えばRSSリーダーやSNSを作れるでしょうか?たぶん、再び多くの時間と労力をかける必要があると思います。ところが、Ruby on Railsさえ習得してしまえば、すべてのWebアプリケーションを作ることが可能と言っても過言ではありません。
本書の前半ではRailsで開発し、実際に稼働している「LOCUS. AND WONDERS.」というサイトを元に、ブログとショッピングサイト作成のケーススタディを解説します。そして本書の後半では、Railsで開発・運用している音楽系サイトのユーザ事例をRailsのTIPSと、インタビューや作品集を交えて解説します。音楽系サイトを選んだのは、画像、音声、動画など、今のWebで考えられるほとんどのコンテンツを扱っており、Railsの良さを一番実感していただけると思ったからです。
インタビューには直接Railsに関係ない話もたくさん出てきます。でも、耳を傾けてみてください。ユーザーがWebに望んでいることが見えてくると思います。また、作品集にもWebとは関係ないデザインを並べてありますが、Railsのサイト事例と一緒に眺めてみてください。Webもデザインのひとつだということを、改めて実感していただけると思います。
本書がRuby on Railsの世界へ第一歩を踏み出すきっかけとなり、同時にWebクリエイターとしての次のステップへの架け橋になれば幸いです。
内容(「BOOK」データベースより)
HTMLからCSS、その先のステップへ…ブログからショッピングカート作成までRuby on Railsのケーススタディを公開!Ruby on Railsで実際に稼働している音楽系サイトをインタビューを交えて解説したユーザー事例も収録!サイト作りの可能性を広げるこれからのプログラミング。Webクリエイター必見。