1992年春にリリースされた編集盤、シングルのB面曲、アルバムのアウトテイク、映画のサントラ提供曲、未発表ライブ音源、変名バンドでリリースしたシングル曲、英国盤だけに収録された曲など、脇役的な曲で構成されたアルバムなのだが、魅力ある楽曲が満載で、ぼくはこのアルバムをリリース当時に「オレンジアンドレモンズ」や「ノンサッチ」と同じくらい愛聴していた。たとえばオープニングの「スカイラーキング」から外れた「エクソバーツ」は「こんなにいい曲でもアルバムから漏れるのか」と呆れるくらいいい曲だったりするし(ポップすぎて落とされたのかもしれない)、他にも「マーメイドスマイル」や「イングリッシュセルツメント」から漏れた3曲のシングルB面曲などはかなりいい楽曲で、80年代XTCやビートルスの好きな人なら間違いなくハマれるCDだと思う。英国の音楽雑誌「フレキシブルポップ」にソノシートとして発表された「ルッキングフォーフットプリンツ」はGO2のアウトテイクスと推測するが、コリンの傑作だと思う。普通のアルバムに収録された楽曲の比率はアンディの曲が8割、とコリンの曲が2割となるが、このアルバムではアンディとコリンの曲の比率は5分5分となっており、コリンの「ナンバー1にはなりたくない控えめな性格」を物語っていると思う。