今回はグループAスカイラインの特集でも、レーシングオンらしい渋い視点でHR31GTS-R中心の特集記事となっています。BNR32GT-Rの功績は素晴らしく、名車として揺ぎ無い存在ですが一番グループAが面白かったのは色々な車種が入り乱れて戦っていた86年のインターテックやフォードシエラと攻防を繰り広げ、様々な往年の名レーサーも復帰していた80年代後半ではなかったのかなと個人的には思います(グループCも同じことが言えるかもしれません)。GTS-RはRB20DET-R独特の甲高いエグゾーストノートが今でも印象深いです。この号は究極のツーリングカーであるBNR32の先駆的役割を果たしたHR31の戦績やメカニズムも詳細に解説され、今迄にない面白い視点で読ませて頂きました。惜しいのは86年に全日本チャンピオンになったDR30のグループAカーが現存していないことですね。豪州のツーリングカーレースでもスカイラインは活躍していたのでその辺りも記事にして貰えると尚面白かったと思います。北野元、星野一義など名レーサーのインタビュー記事も貴重な資料性がありました。