装備がシンプルな反面、洗練された魅力的なスタイルをもつガンダムMk-II。そのスタイルをうまく再現しているこのキットはかなりの良品と言える。ファーストガンダムタイプでありながらキレのある「吊り目」をもつ特徴的な顔付きもこれまでにない良好な出来を誇る。ただ、劇中と比較すると脚が細いように感じるが、同時期に発売された華奢なスタイルに仕上がっているMG ZガンダムVer.2.0と並べる分にはむしろこの方が良いのかもしれない。
外部装甲ギミックに関しては、肘の内側はPG版と同様に関節を曲げる際にスライドインし、太腿に至っては最近の多くのMGシリーズで使われている前後分割スライドギミックが搭載され、PG版を凌駕している。関節の可動域についても肘や膝がほぼ180°曲がるのはもちろんのこと、肩が上下に良く動き、股関節が前後にスライドするなど、多彩な表情を付けることができる。
付属のアーガマ内部を再現したディスプレイベースにはアクションベースのようなアームは付いていないが、MG ZガンダムVer.2.0のベースと接続することが可能で、Zガンダムのベースに付いているアームは本キットにも使用可。またMGスーパーガンダムに付属しているGディフェンサーを本キットに装着できる。いずれもバンダイの巧妙な戦略と言えよう(笑)。
初期ロットで問題となった腰の可動は現行生産分では修正・改善されている。パッケージでは見分けがつかないが、説明書内の部品注文カードに「MGガンダムMk-II Ver.2.0★」と書かれている、つまり「★」マークが付いていれば修正版である。購入の際はぜひ確認を。