内容紹介
朝起きたときに。夜寝る前に。旅のお供に。
日曜の午後に。読書をしながら。子供に聴かせたり。大好きな恋人と。etc…。
"クオリティは高いのに未完成なもの"や、"やり残し感のある作品"に強く惹かれるという彼は、「音の隙間を作る事で、聴き手の想像力が入る余地を残している」と言います。アルバムを聴き終えたあと、不思議と「何か」を感じたり、「いつかの情景」を思い出したりしてしまうのはつまり、彼の術中に見事にはまっているのかも…。 今作「room tapes」は、時代性とは無縁な、いつまでも聴けるそんな一枚に仕上がりました。 朝起きたときに。夜寝る前に。旅のお供に。日曜の午後に。読書をしながら。子供に聴かせたり。大好きな恋人と。etc…。その他いろんなシチュエーションでいろんな楽しみ方を見つけ出してもらえたらと思います。オーディオマニアの方も必聴です。「普段はクラシックやジャズしか聴かないけれど、それ以外でもいい音楽さえあれば聴きたいと思っている」というような方にもskrew kidの音楽は絶対に響くはず。質感にこだわる彼は、オープンリールでREC/マスタリングを行います。またいわゆる高値が付いているヴィンテージ機材とは全く異なる、ただの古い機材(たとえば質屋で1000円で売られているようなテープレコーダーとか)をうまいこと駆使して使うことで、作品に独特のアジが生まれています。基本的にはアナログレコーディングですが、必要とあらば一度ハードディスクに通したりもします。そこが彼の面白いところで、そのへんから絶妙なブレンド具合が生まれてくるのでしょう。とにかく音質/音像にこだわって作られた今作は目を閉じて聴くと、まるで、すぐそこで楽器を弾かれているような感覚に襲われます。質の良いオーディオであればある程、奥行きの深さ/音の広がりに驚愕するはずです。ヘッドフォンで聴いても左右に振られるパンや、曲中で突然深くなるリヴァーヴなどを楽しめます。オーディオとヘッドフォンの違いを楽しむのも良いかもしれません。そういう意味でも、いろんな楽しみ方を見つけ出せる作品に仕上がっています。
アーティストについて
1977年、島根県生まれ。高校時代にPavementに影響を受け作曲活動開始。大学進学と同時に名古屋に移り住み、2000年名古屋にてALL OF THE WORLD結成。ギターとプログラミングを担当。2004年発表の1st album「the dance we do」、2008年発表の2nd album「Finesse」リリース。時にエレクトリックに、時にアコースティックにと、表情を変え絶妙なブレンド具合でまとめあげた音源は各方面から高い評価を受け、名古屋にポストロックの雄ALL OF THE WORLDあり、と知らしめました。また、ライブパフォーマンスにも定評があり、DRY&HEAVY、Buffalo Daughter、東京ザヴィヌルバッハ、口ロロといったいわゆる"通ドコロ"との競演で力をつけ、着実に知名度を上げていきます。そんなALL OF THE WORLDの活動と並行し、skrew kidと名乗りソロ名義での楽曲制作も開始させます。skrew kid名義での1st album「speak slowly」(2005年発売)もまた一部で熱狂的な支持者(中毒者!)を生みました。前作から5年。今作もまた、やわらかくあたたかい作品に仕上がりました。skrew kidの音楽は聴いていると自然とおだやかな気持ちになってしまいます。