既に他の方も書いていますが、
これまでのMr.Childrenについて、ここまで明け透けに語っているインタビューは過去になかったと思います。
12月の音楽雑誌を独占状態にしている彼らですが、正直なところ他の雑誌は、全曲セルフライナーノーツや、
レコーディング裏話といった、いかにも音楽雑誌的・プロモーション的な構成に終始していました。
(もちろん、それはそれで良いのですが)
しかしこのROCKN'ON JAPANに関しては、今回のアルバムについてというよりも、
そこに至るまでの長い歴史を紐解くインタビューで、
少し大げさに言えば、Mr.Children・桜井和寿の自叙伝とも言えるような内容になっています。
きっと、「今」がこの上なく良い状態なので、過去の辛い時期を躊躇いなく語れるのだと思います。
20年近く音楽業界のトップにいるバンド、そのフロントマンの葛藤と成長は、
どんな現実よりもシリアスで、どんなドラマよりもドラマチックだと感じました。
自分は15年来のファンですが、このインタビューで初めて知ることも多く、
一行一行が新鮮で、あっという間に読んでしまいました。
ファンならずとも、Mr.Children・桜井和寿に少しでも興味のある方は、必読の一冊だと思います。