本書の特集『2011国際ロボット展に見る産業用ロボットの最新動向とサービスロボットの現在』はその題名のとおり、11月9〜12日にかけて東京ビッグサイトで開催された国際ロボット展も関する特集で、その中でもNEXTAGE(川田工業、本号の表紙の写真も)に10ページの特集のうちの4ページが割かれて解説されています。安川電機の双腕ロボットMOTOMAN-SDAシリーズがあることから、NEXTAGEと対比させることで解説記事の内容がより深くなったのではと少し惜しい気がしました。
Newsの『第38回国際福祉機器展』は10月5〜7日にかけて東京ビッグサイトで開催されたものでこの分野におけるサービスロボットの技術開発の状況の一端を理解することができます。この他、Newsとしてトヨタのパートナーロボット、ホンダの新型ASIMOが解説されています。
首都圏近くに住む場合、上記の展示会へ行きやすく、レビュー者も2つの展示会へいきましたが、ロボットに関心を持つ全ての人が展示会へいくことはできません。このため、本号のような特集、ロボットの最新事情に触れることができ、大変役に立ちます。
Topicsの「第3回伊豆大島無人観測シンポジウム」は火山観測を目的とした無人ロボットの実証試験とされますが、将来の惑星探査技術とも関係し、興味深い記事です。