RESTとはHTTPのリクエストに対してXML形式でレスポンスを返す、程度の考えしか持っていなかった私のような人間がこの本を読むと、面食らうに違いない。
RESTはそんな単純なものではない。
RESTを理解するには、「リソース指向アーキテクチャ」という考え方を理解しないといけない、ということがわかっただけでも、この本を読んで良かったと思う。
まず、入門的にRESTとは何か?ということを知りたい人は、いきなりこの分厚い本に当たるのは得策ではないだろう。雑誌の特集記事や訳者のブログの方が初学者向けに良くまとめられてわかりやすい。
しかし、RESTをソフト開発で扱う人は、この本の内容を十分理解してから取り組むべきであろう。そうしないと、また、世界に誤った"RESTもどき"を放り込むことになるであろう。本書は、今の所、日本におけるRESTのバイブルであるから。