おおたか静流のうたに魅せられてしまった。
人間には七つの脳があると考える。
普段は別々に機能しているものだが、時として、一瞬ではあるが七つの脳がひとつになってしまうことがある。
それは人間が最高に幸せを実感できるときでもあり、人はそこに神のすがたを求めていく。
おおたか静流のうたをはじめて聴いた。
驚くほどに明瞭に、一番目の脳から二番目の脳へ、そして三番目、四番目と次から次へと瞬く間に水が流れ込むように七つの脳を満たしてしまった。
しずかに・ながれて
ここちよいほどのスピードとなめらかさで。
目を閉じると世界がぐんぐん広がっていき、まるでEVENUS(地球)と溶けあっていくような一体感、大海原を吹く風を感じ髪がゆれた。
おおたか静流のうたに己の帰るべき道がみえてきた。
われわれはこの水の惑星EVENUSとともにあると。
このことのために彼女のうたはあり、これこそが彼女のうたの生命ではなかろうか。
こんなにもすばらしいものをありがとう。