前作『LOAD』同様、ヘヴィさを重視しグルーヴ感を指向した楽曲が揃っていますが、前作以上に練られており、かっこいいアルバムに仕上がってます。グルーヴ感を指向しているので、初期のアルバムのような速い曲はありませんが、ギターリフや曲展開において『METALLICAらしさ』は失われておらず、『常に前進するMETALLICA』を感じることができます。アグレッシブナンバーからバラードまでバランス良く配置されており、1枚通して聴いても「疲れない」構成になっています。
確かにヘヴィメタルではなく、ハードロック路線ではありますが、「結構聴けるじゃん。いいアルバムだわ。」というのが私の素直な感想です。METALLICAにスピード,METALなサウンドを求めている方々には「ダメダメアルバム」かもしれませんが、私的には「アリ」なアルバムです。
とか言いながらも、一番アグレッシブなナンバーM1『Fuel』がこのアルバムの中では一番好きなんですけど(笑)。
ホントに10年近く経った今でも色褪せていないと思います。別の方も書いてましたけど、「時代がやっと追いついてきた」のかもしれません。