85年型FZR750R(OW74)の特集です。主に85鈴鹿八耐のケニーロバーツと平忠彦の戦いとマシンについて紹介されています。エディーローソンのAMAデイトナ200マイルでのFZ750改の活躍、国内TT-F1での上野真一選手の苦闘ぶりも当時のきれいな写真とともに詳しく書かれています。巻末に24時間耐久ボルドール参戦も乗ってます。
本書はなんといってもケニーロバーツ御大の大爆笑インタビューだけで買いです。御大はあれこれブータレて、実は関係者をさんざん悩ませた伝説の85鈴鹿八耐だったのでした。なぜスタートで出遅れたのか、予選でコースレコードを叩き出したのになぜご機嫌斜めだったのかを御大は話してくれてます。そしてリタイヤの原因も。。マシンセッティングをすべて平選手に任せたのもおそらくは面倒だったからかもしれません。なんせキングなんだからなんでも乗りこなせますしね。ちょっとスケベでヤンキー丸出しの御大は、今八耐不人気になってホンダいったい何やってんだよ、国別対抗にして盛り上げたら?と最後は締めてくれました。他に関係者がケニー御大の八耐ギャランティーをばらしちゃってくれてます。
本書で残念なのは、85耐久マシンのストリップ写真があるのですが全バラではなくカウリングを取っただけといった感じです。シリンダーやクランクケースそれにピストンやバルブなど中身は見せてくれていません。そして一番残念なのは平忠彦さんのインタビューがないことです。なんで平さんのインタビューないの??