箱から引き出し、四つ折りのケースをパタパタと開く。
Hugh Symeのデザインはあい変わらずきれいだ。
AlexとGeddyのピック、ブックレット、バックステージパスのレプリカがついている。
さらにCDは二つ折りの紙ジャケットに入れて収められている。
前作はリオ、今度はフランクフルト。
ドイツ語であいさつするGeddy。
音楽ルーツが英国にあり、熱いファンがいるヨーロッパは彼らのホームグラウンドだと思う。
強いて言えば私はカナダもヨーロッパだと思う。
内容についてはとても書ききれないが
トップのR30 Overtureについては言っておく。
インストゥルメンタルのメドレーなのだ!
そして曲が変わるところで観衆が沸く。これは誰にも真似できまい。
非常に美しい映像だ。ハイビジョンかな。すごいね。
カメラワークも編集も素晴らしい。
会場の雰囲気やライティング、ステージの映像作品も鮮明に見え、
私のように実際に見たことがない人に(特に日本のファンに)
彼らのライブがどんなものかを最もよく伝える作品ではないだろうか。
インタビューをうんうんと頷いて聞いているうちにまた泣いてしまった。
音楽の神様はいるのだろうか
それが彼らを引き合わせたのだろうか
誰が欠けても成り立たない正三角形だ。
一流の演奏の素晴らしさ、
ひたむきな仕事が生んだ輝かしいキャリア、
創造の才能と同じくらい大切な音楽への誠実な心、
それとユーモア。
彼ららしいおふざけも見られて楽しい。
大切な要素なのに日本ではインテリで難解なイメージが作られているからね。
彼ららしさがよく現れている見事な作品だと思う。
ボーナス映像の中にジュノー賞殿堂入りのがあって、偉大さがよくわかるけど
これってまだ1994年(笑)。