コトラーのマーケティング3.0(2010)に重なるように、
消費者とのコミュニケーションは説得・誘導から協働に変化しつつある。
本書は、新しいコミュニケーションのカタチを3つのR(※)から捉え、提案している。
※R3: relevance, reputation, and relationship
本書の特徴は、豊富な事例や図表に留まらず、実践・取り組み方、
そしてその測定方法までしっかりと全てをカバーしていることである。
最新のコミュニケーションのあり方をこの1冊で
包括的に得ることができるのは極めて有益なことである。
今後は、さらなる版を重ね、何度も改訂され、
理論的背景・実践的知見が反映され、分厚くなっていく、
いつまでも最新版であり続ける、そんな1冊になることが望まれる。
なお、こうしてレビューを書くことに至らせたのが
本書の持つ魅力によるものであることは、言うまでもないだろう。