統計解析フリーソフト「R」 を必要に迫られて使うことになりました。
RについてはWeb上に優れたページが多数あるのですが、初学者の私にはそのどれもが取り付きにくいものでした。
その原因は、≪”R言語”をキーボードで打ち込む、というコマンド操作に対する強烈な嫌悪感≫、 ≪統計自体がそれほど理解できているわけではない、という劣等感≫ の2点と思いつつ、この2つの相互補完的な強力な相乗効果のせいでどうにも”優れたページ群”の恩恵をうけられませんでした。
この本はこの2つの壁を同時に壊してくれたと思います。まず、基本的なコマンドやRの構造が例題に沿って示されていて、R言語はそれほど難しいものでもないとわかった。同時に統計解析の考え方、特に分散分析の仕組みを数式を使うことなくR上で計算してみることで、気がつけば分散分析表の意味すら理解できていた、気がします。
今では上記のWebの情報にまがりなりにも手を伸ばせるようになり、これは数ヶ月前には想像もできなかった状態です。
現時点ではこれ以上にハードルが低く丁寧なR関連本はないと思います。Crawleyの名著などにとっつきにくさを感じる方々にお薦めします。