期待度が高かった故の、低評価です。私個人には、ハズレでした。
乙女ゲームというジャンルではありません。教養、若しくは雑学と言った辺りのジャンルと思います。
前宣伝や、HPで想像していた、ストーリーの中に組み込まれたクイズではなく、クイズ10問正解しないとストーリーどころか、イベントも起こりません。全問正解しなければ、何度も。イベント見終わったら、またクイズ。クイズ。
主役は、マザーグースの唄の「クイズ」。彼らとの恋愛は、「おまけ」です。
肝心のイベントでも、選択肢があるわけでもありません。セリフは雑学ばかりで、「彼自身」の魅力が判りません。
クイズ解いて、紳士面した男と散歩して(とあるキャラ)雑学聞いてるだけで、どう惚れろと?
相手は、本の中の世界の人だからかは知りませんけれど。
舞台設定も、上手くいかせていないような印象を覚えます。
どんな世界なのか(本の中ってことは重々承知の上で)、背景や、引きずり込まれた館の中や外観もどこか乏しい。
何よりも、ストーリーとしてその中での生活が見えないからかもしれません。
唄の背景であるスチルは綺麗ですし、奇妙なものは奇妙。不気味なものは不気味で新鮮です。
キャラも、口パク、瞬きと言った仕草はなく、「エリカ」のままで設定していても、名前を呼ばれません。
それと、これは私のところだけかもしれませんが、声優さんの音声が無機質というか、機械的、籠っていて、折角の美声の魅力が半減していました。しかも、ファンである森川智之さんの声が得に。非常に残念で、どこか耳触りです。
ヘッドホンのせいかと、PSPの音源で聞いても、同じでした。寧ろ、更に悪化。
「新感覚」って・・・、私にとっては悪い意味での新感覚でした。
マザーグースの唄も、かなり興味がない場合は拷問に近い感情を覚えるかもしれませんし、例え好きな声優さんであっても、珍妙な唄を聞いていることに飽きてしまうかもしれません。私はそうでした。
パッケージ裏の説明文を読むにも、肝心の物語の主旨は2行。その他は、手掛けた方(イラストレーターさんやタレントさん)の名前が重要視されており、もしも、店舗でこの裏表紙を読めていたなら、買いませんでした。
マザーグースが本当に好きだったり、興味があったり、勉強したい!っていう気持ちが強ければ楽しめますが、乙女ゲームの恋愛を楽しみたい方には不向きです。
実は同月発売予定であった猛獣使いと悩んだ末でのこちらでしたので、後悔を強く感じています。
全キャラを攻略してから、もしかしたら感想は変わるかもしれませんが、今はこの感想しか思い浮かびません。