クインロゼのゲームは、魔法使いとご主人様(PC版)、アラビアンズロスト(DS版)をプレイ済みです。
両作品とも私はとても好きだったので、今作もとても楽しめました。たぶん私には合っているのだと思います。
というのも、すでに皆さん言われているとおり、クインロゼのゲームはかなり個性が強いので、人によって好き嫌いがかなり分かれてしまうと思われるのです。
まず、主人公にはっきりとした個性、人格があります。ゲーム中でももちろんしゃべりまくり。セリフだけでなく、独白というか、心の声が地の文として延々語られます。主人公は無個性がよい、自分とゲームの主人公を重ねたい、という方にはまず向かないです。
私もどちらかというと主人公は無個性のほうが好き派なんですが、クインロゼのゲームの主人公に共通する、よくも悪くも現実的、というか、決してぶりっこや天然(最近の乙女ゲー主人公にありがちな)ではない性格が好きなので、これはこれで楽しめています。
そして、ゲーム中で、性的な関係を匂わせるような描写があります。はっきりと書いてあるわけではないのですが、この後そうなるだろうな、とか、あるいは、その後、だろうな、というような・・・。18禁ではありませんから、あくまで匂わせる程度ですが、「乙女ゲームに性的なものなんかいらない!そんなのはイヤだ!」という方は、回れ右をしたほうがいいと思います。
私は18禁ゲームをプレイしたことがないのですが、その私から見て、まあ許容範囲という感じですが。
前置きが長くなりましたが「クリムゾン・エンパイア」について。このPSP版が初プレイです。
ダンジョンに挑んでレベルを上げてお金をためる、というRPGっぽい要素と、目当てのキャラに日参したり、贈り物をしたりして好感度を上げるシュミレーションっぽい要素があります。
私は、単にストーリーを読んでいって時々選択肢、というゲームより、断然こういうゲームのほうがやりがいを感じるたちなので、まったく面倒ではなく楽しかったです。訪ねても最初はぶっきらぼうなキャラが、だんだん頬を染めたり甘い言葉を言い出すとガッツポーズしたくなります。
ただ、そういうのが苦手な方には「やさしい」モードもありますし、一度我慢してセーブデータを作ってしまえば、あとはそのデータを使って全員攻略できますからご安心を。
攻略キャラはそれぞれかなり個性的。中にはそうとうナナメ上をいっちゃってるキャラもいます。しかし仲良くなるとそうとう甘いセリフのオンパレードを聞くことが出来ます。もちろんフルボイス! ただ甘いだけでなく、嫉妬されたり、心配されたり、なかなかに萌えのツボを押さえてニクイばかり。
そして何より、このゲームの主人公! 一番の男前でした。第二王子付のメイド長にして護衛頭ですから、ダントツに強くて有能という設定。
多少ネタバレしてしまいますが、
「よくも私の男に怪我させてくれたわね」
というセリフとともに武器を構える主人公にしびれてしまいました。
男性と対等に闘えて、仕事が出来て、でも恋愛に関しては完全に不器用でとんちんかん。甘い雰囲気を出されるとドギマギして、見当違いなことを言ったりして、なかなか笑わせてくれます。
ただ、主人公は過去にかなり重いものを背負っているので、そういう心の闇が垣間見える描写がちょくちょく出てきます。
また、設定上、流血のシーンも頻繁に出てきます(スチルにも)。
私はこのぐらいなら大丈夫ですが、まったく苦手、という方は注意されたほうがいいかもしれません。
実はまだ全員を攻略したわけではないのですが、久々に思いっきりはまったゲームなので、思わずレビューをしてしましました。
全員攻略後、お気に入りの彼は再びプレイしちゃう気満々です!
最初に書いたように好き嫌いが分かれる部分もありますが、それでもなおかつ興味がある、という方は是非お手にとってもらいたい作品です。