PC版プレイ済。発売前日に届いたのでやり込んでフルコンプしました。
今作は過去PCで出ていたソフトに新ED・新ルートが追加されたものです。
PC版であったミニゲーム(本編とは関係ない)やオマケボイスもきちんと収録されていたり、音や演出も変更なく過去PC版をプレイしている人でもそれなりに楽しめる作品となっていました。
システムは、選択肢を選んで進めて行く方式で、誰かと会話するか退魔師ランクを上げるかを選ぶ方式です。ノベルゲーに部類されるかと。
簡易ロード・セーブ完備でスキップがとても速く快適。
主な追加点といえば、PC版ではBADENDしかなかった安綱が攻略可能になっていることです。それだけで買う価値はありました。
攻略キャラは安綱+メインキャラ5人+隠し2人(+鬼ED)で9人となっており、その中で追加要素があるのは5人(安綱含)です。
隠しキャラには一切追加要素はありませんのでご注意をば。
また、新ED追加と公式でもありましたが、EDとして追加されてるのは一人でした。他は合間合間の幸せそうな小話が一人頭凡そ2ヶ所程追加。
今作でシナリオライターさんが代わり、追加要素と小冊子の小説はその方の書下ろしではありましたが、【あさき、ゆめみし】の世界を壊すことなく限りなく丁寧に描かれています。
スチル絵も新スチルと旧スチルでわかりやすいぐらいに差がありますが、どちらも綺麗なので私はあまり気になりませんでした。
元々のシナリオを併せ、ぐっと来る場面もありますが、やはりシナリオ自体は少し弱いな、と思いました。
7月の終わり〜8月中旬までの短期間で繰り広げられる鬼と過去との闘いなので隠しキャラ以外割と主人公が最初から好かれまくっていますし、
恋愛に発展する描写というのがあまりなく、いつ好きになったのか。というのが曖昧で若干駆け足気味。
某隠しキャラに関しては甘い要素などスッパリ抜け落ちてあっさりEDで謎放置。設定資料の用語集でちょっとだけ回収、という具合です。……でも好きですが。
全体的に和風テイストで、キャラ同士の掛け合いが物凄く面白く、主人公は退魔師であるため足手まといにならずしっかりと戦っているのでそこは好感が持てます。
やり込めば一日、二日で終えられるものですが、かなりの数で主人公が死ぬEDだったり流血EDだったりしますのでその類が苦手な方はプレイを控えた方が良いかと。BADENDの数が結構多いです。
ストーリー進行には関係ありませんが、やり込み要素として称号集めがあります。これが存外苦労するかもしれない…。
隠しキャラが一番好きだったため豪華版で購入したのですが、予約してから隠しキャラには追加要素が無いと知ってショックを受けました。
ですが、豪華版の小冊子での書き下ろし小説に隠しキャラ2人の話が入っていたのでとても満足です。特に『切望』は胸が熱くなってしまい……。
小冊子では、PCの初回限定版設定資料集で載っていなかったカラーイラストもいくつかあり、書き下ろし小説もあり、PSP版ならではのラフ画もあり、
と読み応えがありますが、用語集・キャラ紹介に変わりはありませんのでご注意を。
ドラマCDも約40分というボリューム且つギャグも外していないので最初から最後まで楽しんで聞かせて頂きました。
何より、OP・ED・挿入歌がとても雰囲気と合っていて何時聞いても惚れ惚れします。