●なんだかこれを読んでると将門公が極めて紳士的で正常過ぎるほどまっとうな人物に感じてきます。身近にいたら気持ちがいいと思える人です。親戚連中にろくなのがいないと最後はブチ切れるしか手がないんですかね。●これ歴史だけの探求でいいと思うんですけれど。サブのリアルタイムで展開する方のお話は今回だけで窺う限りあまり意味ないし面白くないです。これから何かの伏線になれば致し方ないかもしれませんけれど情報量が多いのでメインの方に集中したいです。●因縁めぐりもいいんですけど色々出てきたキーワードや人物にもう少し触手を伸ばして欲しいです。河衆とか山衆とか出っぱなしでフォロー無しです。どういう人々なのでしょう。あと将門公と鉱山技術者の関係も気になります。家ぐるみ代々の同盟関係なのか将門公の開墾地で邂逅した一代限りの仲なのかどっちでしょうかね。●将門公個人の足跡ひととなりは留保つきでひととおり分かりましたが彼を担いだ人々頼った人々手を差し伸べた人々それぞれ気になるキーマンがいました。それらについての調査も欲しかった。特に頓死した親王殿下、気になります。●将門公の幼年期〜青年期の経過がよく分かりませんでした。挙兵後中心でしたので。特に滝口詰めの鬱屈した時代はどんな影響を彼に与えたのでしょう。●推理のプロセスには大きな飛躍・破綻は感じませんでした。ただ図表・実物写真や地図年表をちょっと添えて欲しいですね。情報量が多いので。