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QED 諏訪の神霊 (講談社文庫)
 
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QED 諏訪の神霊 (講談社文庫) [文庫]

高田 崇史
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

諏訪大社に続く奇祭「御柱祭」千二百年の謎御柱祭の最大の見せ場・木落坂で、一人の男が振り落とされて死んだ。一方、諏訪大社の血生臭い神事を調べていた崇と奈々は、奇妙な連続殺人事件に遭遇し……。

内容(「BOOK」データベースより)

坂を滑り落ちる巨大な御柱に、男たちが荒々しく群がる「御柱祭」。75頭もの鹿の生首が捧げられた「御頭祭」。長野県・諏訪大社に伝わる、これらの奇祭を調べるため、同地を訪れた桑原崇と棚旗奈々は、不可思議な連続殺人事件に遭遇。御柱‐御贄柱‐怨念柱。千二百年続く謎が解けたとき、事件の真相も明らかに。

登録情報

  • 文庫: 488ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/8/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062770164
  • ISBN-13: 978-4062770163
  • 発売日: 2011/8/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ルダ
形式:新書
定説はおろか有力説も定かではない、諏訪の御柱祭の謎に挑んでいます。

あまり日本の歴史や文化について知らなくても、面白く読める作品です。
諏訪の御柱祭などに対して興味を持つきっかけになりました。

また、ミステリー(現実に起きた事件)の謎解き、動機などについては
作品の中で述べられる悲しい歴史とリンクされたものなので、どうしても
現実のものと乖離された感じがします。違ったミステリー小説を読みたい
人には逆にいいと思います。

QEDシリーズもあと残りわずかなので、今後の作品に期待したいです。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
かつて長野県出身の方に延々と御柱祭について講釈をされたことがあります。その時は祭りの内容よりも、その方の思い入れの深さに圧倒されましたが、長野県民は皆、そうだと言われたので、長野県民の方がこの本を読むとどう思うのか、聞いてみたいです。

諏訪の七不思議や御頭祭など知らない事も多くあったので、読み物としてそれなりに楽しめました。(本書での説明が正しいという意味ではなく、興味を持つきっかけとしてですが。)

作中の事件(動機や実現可能性、あるいは読み物としての必然性など)については、このシリーズについては、私は個人的にもともと求めていないですし、”おまけ”みたいなものと考えていますが、正統派ミステリーを期待している方にはつっこみどころ満載だと思います。

ということで、最近は特に、タタル&奈々ちゃんの萌えポイントの数でこのシリーズは評価することにしたので、今回は星3つにしておきます。(笑)
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By AirWire
形式:新書
今作では、これまでにあった壮大なパズルのような様式美が薄れてしまいました。
さらに扱われている歴史の謎解きはどう見ても消化不良で、現代の事件も無理がありすぎです。
そもそも日本国内の陰陽五行説や怨霊信仰などよりも遙かに古い歴史を持つ諏訪地方の御柱祭を
菅原道真や小野小町に因むキャラクターにモノ語らせる、という設定自体に無理があるので、
これは致し方ないのかも知れません。桑原タタルと棚旗奈々の飲む酒量は増える一方ですね。

現代の事件も歴史上の謎解きも作者の自説を通すための無理あるいは不自然さのしわ寄せは
全て犯人と被害者が被って、葬り去られて消えていってしまいます。
見方を変えれば、記紀の編者もそうして歴史を闇に塗り込めてきた、という事でしょうか。
つまり、今作は古代、中世、近代、現代を透かし絵のように重ねて見せている重層構造で、
この本自体もその構造に連なっている、という見立てなのかも知れません。

が、

今回は扱っている題材を租借しきれず吐き出したような印象は捨て切れませんし、
どんな見立てを構築し、そこにどんな要素を嵌め込んだにせよ、細部で破綻しています。
細部は眼を瞑ってくれ、作品の全てを俯瞰で見てくれ、というのは理解できます。
でも、これまで愛すべきキャラクター達を作り上げてきたのに、
彼らの扱いがぞんざいになってきた印象もあります。

残念なばかりですが、しかし、諏訪地方の謎に果敢に挑んだ点を考慮して星3つです。
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