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QED 百人一首の呪 (講談社文庫)
 
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QED 百人一首の呪 (講談社文庫) [文庫]

高田 崇史
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

百人一首に仕組まれた美しき謎とは!?
大人気シリーズの原点、第9回メフィスト賞受賞、待望の文庫化!

百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸(まさかきだいろく)が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて……。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?

内容(「BOOK」データベースより)

百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて…。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?第9回メフィスト賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 520ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/10/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062736071
  • ISBN-13: 978-4062736077
  • 発売日: 2002/10/16
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:新書
作者のデビュー作で、メフィスト賞受賞作。この賞の受賞作は出来不出来が激しく、また遠い将来性を買ってのものが多いので注意が必要だが、本作は平均点程度か。本作をキッカケにして「QEDシリーズ」というシリーズができた。選考委員の予見は正しかった訳だ。

ある屋敷で殺人事件が起きるのだが、これは添え物で、本筋は百人一首の並び替えにある。これは織田正吉氏が「絢爛たる暗号」という本で初めて発表した説で、百人一首にまつわる謎を分析した結果、百人一首は一首づつ単独で選ばれたものではなく、総合してある絵巻が出来上がるよう選ばれたという画期的な説である。百人一首は元々屏風絵用に選ばれたものなので、単独でも絵柄が美しく、それを組み合わせれば絢爛たる絵巻になるのだ。作者はこれに挑戦したのだろう。ただし、私の見たところ織田氏の説には遠く及ばないものだった。一番の基本である選者定家に関する考察が抜けていて、一人よがりなのだ。

本書を読んで、ミステリと歴史の謎の組み合わせに興味を持たれる方が増えれば、作者も本望であろう。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なかなか 2003/8/17
形式:文庫
高田崇史の本はこの本しか読んだことがないが
情報小説というか教養小説というか、
京極夏彦の流れといっていいのではないのだろうか。
京極作品に比べると、解体具合は大雑把だし、
比喩やコトバ選びが弱い気がするが、
これは主人公の性格付けの問題なのだろうか?
慣れれば気にならない。

百人一首の謎を初めて知ったのだが、

それを主人公が解いてゆくのはとても面白い。
はっきり言ってそれがあってるのか合ってないのか
全くもって検証する知識も意欲もないのだが
なんとなく「すげー」という感じで
百人一首に対する作者の勢い・熱意で読まされてしまう。

殺人事件そのものも、京極作品を非常に乱暴にした感じ。
解説されても、理解は出来るが納得行かない、というレベル。<P!>だが、解説にもあるように、作者が書きたかったのは
百人一首の謎であって、探偵推理小説ではないのだ。
そういわれると、非常に面白い作品だと思う。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 樽井 トップ500レビュアー
形式:文庫
 今年一番はじめの本紹介は今まで読んだことがなかった高田崇さんという人の「QED」シリーズの第一作です。けっこう人気シリーズで、森博嗣や浦賀和宏、殊能将之、舞城王太郎、新堂冬樹らと同じく講談社のメフィスト賞出身者ですが、その中でもかなり上に位置する方のようです。
 さて、作品内容ですが、シリーズの基本的パターンしては、殺人事件とそこで提示される歴史的な謎を主人公たちがといていくというのが基本パターンのようで、主人公は今作の主人公であった、漢方医の桑原崇、その大学時代の後輩で別の病院で薬剤師をしている棚旗奈々のコンビが今後も活躍する模様です。シリーズ第一作ということでたぶんに顔見せ的な感じで本書では二人のキャラが紹介されていました。
 後ろぐらいところもありつつも、株式投資で巨万の富を築いた真榊大陸(だいろく)。彼は年に一度正月にだけ家族が集まる自宅、通称カルタ屋敷で後頭部を殴られて死亡した。彼は死に際して、手近にあった五枚の百人一首カルタの中から一枚のカルタをダイイングメッセージとして握りしめて死んでいた。果たして、その一首が意味するものは何だったのか?
 ということで、Q.E.Dのシリーズ第一作を読んでみましたが、蘊蓄の量が半端ではありませんでした。京極夏彦の京極堂シリーズに勝るとも劣らない圧倒的な知識量で高田氏は物語を作り上げていきます。しかも、本当の歴史的な謎として残されていた「百人一首はなぜ百人一首なのか」「そして、どうして歌の内容がこんなによくない駄作が含まれているのか」を奇麗に一つの論文として小説の中でまとめきっています。これには、圧等されるとともに脱帽してしまいました。自分がたまたまこちら方面に詳しくないだけかも知れませんが、百人一首に限らず全ての歌集というものの見方、読み方、組み立てにここまで深い意味や隠されたことがあったのかと目から鱗が落ちる思いでした。単に自分があまりに無学だという話かもしれませんが、本当に打ちのめされた気分とともに高揚感をもって読みました。
 ただ、惜しむらくはそれくらい高いレベルの蘊蓄(余談ですが北村薫氏も解説でこれについては絶賛していました)を入れていっているだけに、逆にミステリ、殺人事件の部分がちょっとチープというか薄すぎる気がして、そのギャップ・落差が気がかりでした。ミステリ部分が今後強くなっていくのかどうかわかりませんが、もし弱くなっていくとしたら、ミステリは添え物として読む方向になっていくかも知れません。

 ということで、今後の作品を読んでみてということで評価は5の3にしておきます。
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面白いけど
... 続きを読む
投稿日: 2010/4/15 投稿者: Bear book
ミステリーじゃない。ただのオカルト本
こういう類の童話だとかいろは歌だとかは「こじつけ」が多い。
そんなの誰がわかるんだよ的な こじつけ―オカルト―自分だけの世界... 続きを読む
投稿日: 2009/2/23 投稿者: 麻雀狂
百人一首に興味をもたせるための本として悪くない。
百人一首のナゾについてはかつてかなり論争があったようですが
近年ではやはり、定家がこの百首に暗号を隠していることはまずないだろう... 続きを読む
投稿日: 2008/10/21 投稿者: こーず
堂々たる掟破りっぷり
呪とか安倍晴明とか言われると、どうも京極夏彦なんだが、今回たまたま平安・鎌倉あたりの史実を取り上げたから重なっただけなのかな。... 続きを読む
投稿日: 2007/4/24 投稿者: まつ
もうちょっとあの時代のことあの時代の人々も知りたかった
●初回は歴史探索というよりパズルの絵解きですね。なるほど札のほかにあんなものもいるなんて。●しかし定家と後鳥羽院の関係は分かりましたが定家と他の歌人、後鳥羽院と他... 続きを読む
投稿日: 2007/1/23 投稿者: それゆけ!!残飯マン
謎学としては面白いけど
推理小説として読むと肩透かし・・・かな。

百人一首についての謎学は、あまり興味はないけれどそれなりに楽しく読めました。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/16 投稿者: 翠瑠
結局、百人一首曼荼羅だけの作品
読み終わって何が面白かったか振り返ってみると

正直言って、殺人事件の謎解き部分ではなかった。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/28 投稿者: sd
京極夏彦に似てるよね。
とにかく、文体と言うかなんと言うか京極臭がする。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/18 投稿者: 天
謎学好きにお薦めします。
QEDシリーズは殺人事というスパイスを使って「百人一首の謎」のような「謎学ミステリー」を作者の視点で解明してゆきます。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/7 投稿者: Karl
殺人事件はいらないと思う
百人一首ミステリーというジャンルがあるのを初めて知りました。... 続きを読む
投稿日: 2006/4/7 投稿者: ころか
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