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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
サンダーバード・コンヴァーチブルに乗って,
By
レビュー対象商品: Q.O.L. (単行本)
タイトルの『Q.O.L.』ってなんのこと?読んでるうちにその意味が出てくるかな?と思いながら3分の1くらい読んだ時、裏表紙の右上にちゃんと書かれてあるのに気が付きました。×のかたちで二つの意味を交差させて種明かしされています。興味のある方は実際に見てみて下さい。三崎龍哉、千田くるみ、酒井光平の3人が主人公。 龍哉のお屋敷のような家で共同生活をしています。 各が抱えた思惑が最後まで謎を引っぱっていきます。青春小説とミステリーの2つの要素が楽しめました。ただ、前2作にも感じたことなのですが、「謎」を引っぱって話が回り出すまでが長い。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
シンプルに生きる,
By naonao-703 (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Q.O.L. (単行本)
シンプルに生きる。その言葉通りに生きれればいいけど、なかなか難しい。 外見だけはシンプルに出来ても、自分で欺けない内側はけっこうドロドロしてしまう。 その内面で引きずる感情が恨みである場合、心はけっこうどす黒くなってしまうのではないか? この本に登場する龍哉、公平、くるみの男2人女1人の共同生活が旨くいっているのは、3人が抱えてきた過去にある。 これからの人生のために過去をどう向き合うか? 3人の元に巡ってきた拳銃がそのきっかけになる。 恨みの原因である過去を語る3人は人殺しに手を染めてしまうのか? ロードムービーさながらの展開に一気に読めた。 読後に残る感想は、許せる人でありたい。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
心地いいご都合主義,
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レビュー対象商品: Q.O.L. (単行本)
父親の形見として残された拳銃を、函館まで取りに行くことになった竜哉。それぞれの思惑から、その旅に同行することにした、同居人の公平とくるみ。この旅はどんな結末をむかえるのでしょうか?表向き3人は、明るく楽しく生活しています。湘南の元別荘である広い家で、それぞれが好きな仕事、あるいは目標にしていた仕事につき、男2人女1人が、仲良く、詮索せず、束縛しあわず。ドラマの中にしかありえない様な、お洒落で、のびのびした暮らしぶりです。3人の様子や会話は、心地よく読めました。 しかしそんな3人にもそれぞれの過去があり、それが、それぞれの視点で語られていきます。みんな暗い家庭の事情だらけです。やたら家族に死なれているし、愛人の息子だとか、DVとか、性的虐待とか。作中でそれらが明らかになった時、3人は「実はわたし達って似たもの同志だったんだね」などと納得していますが、読者としては、なんてご都合主義なんだ…と絶句です。 この本は、ストーリー全体的にも、びっくりするくらいご都合主義です。でも、最後にすべてがわかった時には、ある程度納得できて、それでも心地いい本です。 面白い事はたしかです。テンポがよく、ドキドキハラハラさせてくれて、スピード感があって、一気に最後までひっぱってくれます。途中で読むのをやめられませんでした。読後感も爽やかでした。
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