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Q.O.L.
 
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Q.O.L. [単行本]

小路 幸也
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

青春の痛みと再生を描くロード・ノベル。殺し屋だったという父の遺言で、拳銃を昔の相棒に届けることになった龍哉。同行を申し出た同居人の光平とくるみには、その拳銃を使って「やりたいこと」があった。書き下ろし青春ロード・ノベル。

内容(「BOOK」データベースより)

「殺したいやつがいるんだ。」拳銃を手に入れた龍哉、光平、くるみ。3人の思惑をのせてサンダーバードは走る。新鋭が描く、痛みと癒しの青春ロードノベル。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/8/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087753379
  • ISBN-13: 978-4087753370
  • 発売日: 2004/8/26
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 311,713位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 サンダーバード・コンヴァーチブルに乗って, 2005/2/15
レビュー対象商品: Q.O.L. (単行本)
 タイトルの『Q.O.L.』ってなんのこと?読んでるうちにその意味が出てくるかな?と思いながら3分の1くらい読んだ時、裏表紙の右上にちゃんと書かれてあるのに気が付きました。×のかたちで二つの意味を交差させて種明かしされています。興味のある方は実際に見てみて下さい。
 三崎龍哉、千田くるみ、酒井光平の3人が主人公。
 龍哉のお屋敷のような家で共同生活をしています。

 各が抱えた思惑が最後まで謎を引っぱっていきます。青春小説とミステリーの2つの要素が楽しめました。ただ、前2作にも感じたことなのですが、「謎」を引っぱって話が回り出すまでが長い。
 この作品では、3人の登場人物の生い立ちや、現在に至るまでの精神的な部分を丁寧になぞっていくために、待ちきれない気持ちになりました。3人が謎に関わらねばならない必然性を持たせるために、引っぱるのでしょうが…。
 それでいて、謎が明かされた時には“あれっ?”と少し肩すかしをくった感じ。謎解きのための伏線は用意されているのですが、ちょっと物足りなかったかな。
 でも、3人の熱い思い詰めた心情は、心を打つものがあります。小路さんの温もりのある世界は充分味わえました。

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5つ星のうち 4.0 シンプルに生きる, 2005/10/16
レビュー対象商品: Q.O.L. (単行本)
シンプルに生きる。
その言葉通りに生きれればいいけど、なかなか難しい。
外見だけはシンプルに出来ても、自分で欺けない内側はけっこうドロドロしてしまう。
その内面で引きずる感情が恨みである場合、心はけっこうどす黒くなってしまうのではないか?
この本に登場する龍哉、公平、くるみの男2人女1人の共同生活が旨くいっているのは、3人が抱えてきた過去にある。
これからの人生のために過去をどう向き合うか?
3人の元に巡ってきた拳銃がそのきっかけになる。
恨みの原因である過去を語る3人は人殺しに手を染めてしまうのか?
ロードムービーさながらの展開に一気に読めた。
読後に残る感想は、許せる人でありたい。
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5つ星のうち 3.0 心地いいご都合主義, 2005/4/16
レビュー対象商品: Q.O.L. (単行本)
父親の形見として残された拳銃を、函館まで取りに行くことになった竜哉。それぞれの思惑から、その旅に同行することにした、同居人の公平とくるみ。この旅はどんな結末をむかえるのでしょうか?

表向き3人は、明るく楽しく生活しています。湘南の元別荘である広い家で、それぞれが好きな仕事、あるいは目標にしていた仕事につき、男2人女1人が、仲良く、詮索せず、束縛しあわず。ドラマの中にしかありえない様な、お洒落で、のびのびした暮らしぶりです。3人の様子や会話は、心地よく読めました。

しかしそんな3人にもそれぞれの過去があり、それが、それぞれの視点で語られていきます。みんな暗い家庭の事情だらけです。やたら家族に死なれているし、愛人の息子だとか、DVとか、性的虐待とか。作中でそれらが明らかになった時、3人は「実はわたし達って似たもの同志だったんだね」などと納得していますが、読者としては、なんてご都合主義なんだ…と絶句です。

この本は、ストーリー全体的にも、びっくりするくらいご都合主義です。でも、最後にすべてがわかった時には、ある程度納得できて、それでも心地いい本です。

面白い事はたしかです。テンポがよく、ドキドキハラハラさせてくれて、スピード感があって、一気に最後までひっぱってくれます。途中で読むのをやめられませんでした。読後感も爽やかでした。

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