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本書は4部構成となっている。第1部「Rubyの基礎」は、Rubyのチュートリアルだ。クラス、オブジェクトに始まり、コンテナ、メソッド、式、例外、スレッド、プロセス、デバッグなどについて解説している。第2部「Rubyとその周辺」では、Rubyの起動方法、CGIの利用、Tkアプリケーションとの融合、Windows環境での使用方法、Ruby拡張ライブラリについて解説している。
第3部「Rubyの文法と動作の仕組み」では、Rubyの文法、クラスとオブジェクトの詳細、リフレクション、メソッドの動的呼び出しについて解説している。第4部「Rubyライブラリリファレンス」は、Rubyのクラス/モジュールで定義されているメソッドとライブラリのリファレンスとなっている。
付録には、組み込みドキュメント、対話型Ruby(irb)シェルなどの解説を収録。(遠野 諒) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
日経BP企画
スクリプト言語Rubyの解説書。2001年9月に発表されたバージョン1.6が対象だ。Ruby自体を拡張しようと考えるような達人はもちろん,初心者が手にとって学ぶ時の役にも立つ。
全27章のうち,最初の4分の1は文法の説明だ。系統立っているというよりも,Rubyを使えるようになることを目的に,多くのコード例を交えてずんずん進んでいく。続く4分の1では,CGIを使ったWebアプリケーション,C言語との組み合わせといった応用を学ぶ。ここまでが読みもの形式になっている。残りはクラスや標準ライブラリのリファレンスだ。
とにかくサンプル・コードが多い。リファレンスにもサンプルがある。マルチスレッド,Win32 APIを利用する方法,visitor,singleton,observerという三つのデザイン・パターンがすぐに使えるように設計されていることなど,Ruby達人向けの説明も忘れていない。Rubyの開発者であるまつもと氏が「(ドキュメントを作る)手間を肩代わりしてくれた」と書いているのもうなずける。
( 日経ソフトウエア)
(日経ソフトウエア 2001/12/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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