全キャラ攻略致しました。
シナリオは全8章+後日談、6章から個別ルートに入ります。
乙女ゲームとして糖度は低めですが、文章は読みやすく、ルートによっては精神的たくましさも見せる主人公には好感が持てました。
が、急ぎで作り上げた印象のいなめない作品です。
共通ルートの流れはしっかりしていますが、割と単調なまま個別ルートへ。
また個別ルートも左坤&トア、巽&七央はほぼ共通です。
制作時間が無かったのかなと勘ぐってしまいます。
キャラクターも個性は確立されていますが
最初から主人公への好感度が高い為、どうしてみんなこんなに優しいだろう?と関係性に疑問すら持ってしまいます。
徐々に主人公を好きになっていくという過程は、あまり描かれていないように感じました。
またスチルもキャラによっては非常に少なく、キスシーンですら無いこともしばしば。
どうして妖にあんなにスチル使うなら、各キャラに入れてくださらなかったのでしょうか。
開発が後期になったかと思われるトアの扱いが特にひどいです。
初期の発表では砂原さんがメインシナリオということでしたので
本当はもっと長い作品(13章ぐらい)を予定していたのではないでしょうか?
昔はこういったPC作品もありましたが、
乙女の数量が増えたいま、わざわざ買って遊ぶこともないと思います。
また価格設定が定価9,240円ですが、これはあまりにも高いです。
パッケージも凝ってはいないし、中身はゲームと初回特典のみです。
定価6,000円(Amazon様なら割引入って4,000円代)が妥当ではないでしょうか。
また各店舗特典CDはボリュームの少ないところが多く、ほとんどが5分前後しかありませんでした。
初回特典・オフィシャルは30分ほどです。
設定も掘り下げられそうだし、絵柄も可愛らしい。
時間帯によって立ち絵の色味が変わる点などの細かい点にもこだわっています。
それだけに「惜しい」の一言に尽きます。