登録情報
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| 1. Like Samba |
| 2. So Comfortable |
| 3. Peach |
| 4. Let Them Talk (featualing CHAKA(vo)) |
| 5. Color Blind |
| 6. Pulse Wave |
| 7. Haneotoko |
| 8. Down to Zero |
| 9. Don't Talk (featualing CHAKA(vo)) |
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
恐るべき完成度を誇る、驚異の新人バンドの1st,
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レビュー対象商品: Primitive Cool (CD)
70年代半ば以降にロック畑ジャズ畑から参画したアーティストによって花開いた日本のクロス・オーバー/フュージョン界は、80年代に入りファンク系のバンドの登場で百花繚乱の様相を呈しました。当時は浪速エキスプレスやアイク・バンドといった超絶技巧のバンドが登場し、ハイ・レベルな音楽を披露して行った一方で“テクニック合戦”的な方向に走り過ぎた感があり、若干低迷の時代を迎えます。 しかしここに来て「第三世代」とも言うべき有望なバンドが登場してきました。 このプリミティヴ・クールは、確かな技術と音楽性を有しながらも決してテクニック一辺倒の“自己満足サウンド”に傾倒する事なく、明快な楽曲とガッシリとかみ合ったバンド・アンサンブルを披露してくれる期待のバンドです。 まず音質の良さに驚かされます。特にドラムの抜けの良さとピアノの限りなく原音に近い音は素晴らしく、これによって疾風感溢れる楽曲のシャープさ、 ソリッド感が より際立った恰好になっていると感じます。 かつてレコード盤からCDに変わった際に痛感した、楽器から発せられる音の輪郭がハッキリ明確になった感じ、あの感じに似た非常にクリアな印象を持ちました。 各楽曲の構成は結構“決め”も多く凝っているものの、奇抜な印象は全く感じません。 それはバンド・アンサンブルが完璧に構築されているが故だと思われます。ブ厚いバンド・サウンドが絡み合いながら怒涛のように押し寄せて来る印象。 楽曲にうねりがあります。 サックス、ピアノ、ゲストのギターのフロント陣が執るソロも明快です。ブローするアルト・サックスの豪快さ、ソプラノ・サックスの繊細且つ軽快なソロも さることながら、ピアノの緻密なバッキングとよく伸びるソロのメリハリが特に印象的。このピアノの出し引きが非常に巧みです。 ギターは2名の客員ですが2人ともフュージョンと言うよりはロック寄りの音作りと鋭角なピッキング。マイク・スターンをさらにロック的にしたような音作りがジャズ色を薄めており、これが奏功しています。またベースの川崎哲平氏のチョッパー奏法が実にカッコ良く、故・青木智仁さんや清水興さんのようなブリブリ鳴るファンキーなベースは間違いなくこのバンドの売りです。 全体的にも重すぎず非常に聴き易い作りであり、ジャズ畑出身者のバンドが往々にして持つような難解さもありません。1stにしてこの完成度は凄い。 「ちょっとくらいツメを隠しておいた方が良かったのでは?」と心配になるぐらいの仕上がりです。 今の我が国の音楽業界は露骨な商業主義が闊歩しており、業界挙げてのアーティスト育成を行っていないと言っても過言ではありません。またこのように純粋にアートと呼ぶべき音楽が正当な評価を得られる場も非常に少ない。その中でこのようなバンドが今の時代に登場して来た事は驚嘆に値します。 しかしこういう音を待ち望んでいる大人は絶対多いはずです。是非とも頑張って頂きたいです。
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