NINの89年の1st Album。
チャート初登場は全米チャート200位前後だったにも関わらず、じわじわと売上を伸ばし、
プラチナ・ディスク(100万枚)を獲得したらしいです。
初めて聴いた時、このアルバムを聴いて後のBROKENやThe Downward Spiral
を予想出来た人はあまりいなかったと思いました。
NINの作品に重厚な世界観の中にも何か親しみやすさがあるのは、
実は抜群にポップなメロディがあるからだと思うのですが、
それはこの頃から健在で、しかも比較的音が大人しいので、
余計にアルバム全体の印象が優しくなっていると思います。
しかし、EBMを基盤にしたリズムに、時折表れる若干不気味なシンセやノイズの使い方は
Skinny PuppyやMinistry、Front242からの影響が大きいと思います(デビュー・シングルである、
3.Down In ItはSkinny Puppyの名曲Dig Itを意識して作られたようです)
LIVEで映える曲が多いアルバムでもあって、1.Head Like A Holeや2.Terrible Lie、
7.SinなどはLive版And All That Could Have Beenではよりカッコ良くなってます。
7.SinはMinistryのAlさんがプロデュースした曲です。
何気にダブやエレクトロニクスの世界で有名なプロデューサーのAdrian Sherwoodも参加してます。