著者のティク・ナット・ハン師は、ダライ・ラマ法王と並び世界的に有名な仏教者です。
マーティン・ルーサー・キング牧師の推薦により、ノーベル平和賞の候補にノミネートされたこともあります。
ガーター(偈)とは日常生活の中でそれを唱えることによって、私たちが今この瞬間に立ち戻り、気づきを保つ助けとなる短い詩のことです。
ガーターは、禅仏教の伝統で特に重視されてきたものです。
本書では、その伝統を乗り越え、現代的なシチュエーション(例えば車の運転やパソコンを使っているときなど)に対応した多くのガーターが収録されています。
仏教の詩というと難しい印象がありますが、53の詩のどこからでも読んで実践できる構成になっており、気軽に読むことができます。
デザインも原書の英語による詩と、翻訳詩が併記されており、英語に親しんでいるかたは直接原文を楽しんでいただけるでしょう。
気づき(サティ)の瞑想を、日常生活にとりこむためのヒントが満載です。
テーラワーダ仏教と禅仏教の接点に関心があるかたに、おすすめの1冊です。
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