当方の環境はOSがWindows7の64bit。メモリは8GBで、CPUはクアッドコアのQ9550。ビデオカードはRADEON HD5750です。
個人ユースとしては「3年前のハイスペックマシン」です。
これまでに同ソフトは4・8を使用しており、操作にはある程度慣れています。
今回、Windows7に限り64bitネイティブ対応となったため期待して体験版→製品版を約半月使用しました。
以下、64bit版ネイティブの感想です。
動作はここ最近の8・9(重すぎて体験版で断念)に比べると快適です。
また、8ではエンコード時などの重い作業でもコアを4つ使いきっていなかったようですが
10ではコア4つがきっちりと仕事をしており、またビデオカードに依存する部分も大きくなっているようで
8や9よりは明らかに軽快です。さすがに4には負けるとは思われますが。
AVCHDに今回から対応していますが、最新スペックのCore i7でメモリをたっぷり積めばあれば実用に堪えるでしょう。
8でさんざん騒がれた安定性も向上したようで、ここまでソフトが突然終了したことはありません。
スペックはCPU、メモリ、ハードディスク、ビデオカード、いずれも現時点での平均以上が求められますが
そのつもりで環境を整備するならストレスなく作業が可能かもしれません。
従来からの特徴である映像・音で細かな編集が可能な点、多くのレイヤーを持てる点は長所として維持されています。
慣れれば凝った作品を作ることも可能でしょう。ただし初心者さんには何をやっていいのかがわかりづらいと思いますが…。
ただ、64bit化に伴って、従来のトランジションやエフェクトがかなり使えなくなっているようです。
特にGPU系の大半が使えなくなりました。(32bitでの動作は確認していませんが…)
そして、これまで使っていた数々の外部プラグインは全滅しました。
また、エフェクトやトランジションをお気に入りに入れることが出来なくなりました。
(エフェクトはユーザープリセットは入れられますが…。)
サムネの表示形式(大きさなど…)を変更できなくなったこともあり、複数のトランジションを使用するのは面倒です。
その意味で作品を作る際の自由度・快適度は少し下がったかもしれません。
おそらく「初級者が長時間のDVD編集を行う」という目的に特化しつつあるのでしょう。
私は慣れているのでこのソフトで行きますが、初級者さんで細かな動画編集を行いたいのであれば
上位製品のPremiere Pro…は難しいと思われるので、他社の同価格帯製品を視野に入れるのも選択肢だと思います。
この価格帯の動画ソフトとしては安定性が高く動作もそれなりに軽快なので★4つ入れますが、限りなく★3つに近いです。