北海道を代表するミュージシャン。塚原義弘の久々のリードアルバム。前作「Not Nature」から何年経ったのだろう?(10年近いか?)彼のサウンドの追求はまだまだ続いている。
彼の音空間は独特だ。"ピンク・フロイド"マニアの私にはたまらないサウンドである。彼のギタープレイはデイブ・ギルモアやジェフ・ベックかと思うようなフレーズを弾く。ギタリストとしての才能と同時に、またサウンドエンジニアとしても魅力ある逸材だ。
アルバムは、音楽と共に、さまざまな演奏やサウンドを楽しむ事ができる。ジャンルを超えたアバンギャルドな実験を含むが、決して退屈でも難解でもなく、音楽として楽しめる。CMやゲームの作曲でも大活躍の彼だが、一般大衆に向けての心も忘れていないこのアルバムはしっかりミュージシャンYoshihiro Tsukaharaとしてのサウンドを創造している。
ブルーズのフレーズが気に入っているが、そこにとどまらない
音楽性の幅の広さ、曲のバラエティー、サウンドは魅力的だ。
収録曲「6:00am」の音の隙間は特に気に入っている。
相変わらず、SEの使い方もにくい。
アルバム全体としてもバランスよく他のプレイヤーとのマッチングも良い。
今回の彼のサウンドには自信が漲っている。
映像を見ているようなサウンド、音空間、音色、どれをとっても胸を張って言える傑作アルバムの登場だ。
彼は、様々な逸材を輩出しているインタークロス・クリエイティブ・センター(ICC)の第一期クリエーターでもある。