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Prayers for Rain (Patrick Kenzie/Angela Gennaro Novels)
 
 

Prayers for Rain (Patrick Kenzie/Angela Gennaro Novels) [マスマーケット]

Dennis Lehane
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

探偵パトリック&アンジー・シリーズファイナル!

愛するフィアンセと幸せに暮らしていたはずのカレンが投身自殺した。ドラッグを大量に服用して。カレンを知るパトリックは、事件の臭いをかぎとるが--。

--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

裕福な家で大事に育てられたピュアな女―それが探偵パトリックの抱いた、カレン・ニコルズの第一印象だった。だが6カ月後、彼女は全裸で投身自殺を図ってしまう。この短期間に、何が彼女をそこまで追いつめたのか。調査すると、カレンは死に至る6カ月の間に、フィアンセが事故死し、失業し、住む場所を失い、最後には精神に変調を来していた。彼女を破滅させようとした明確な意図の存在を確信するパトリック。だが一体誰が、何のために!?戦慄のシリーズ最新作。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • マスマーケット: 416ページ
  • 出版社: HarperTorch; Reissue版 (2000/5/2)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0380730367
  • ISBN-13: 978-0380730360
  • 発売日: 2000/5/2
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.7 x 3.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 洋書 - 128,164位 (洋書のベストセラーを見る)
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The first time I met Karen Nichols, she struck me as the kind of woman who ironed her socks. 最初のページを読む
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形式:文庫
本編に登場する精神科医に「ホモセクシャルの要素を抜いた『明日に向かって撃て』のブッチとサンダンスってとこかしら」などと評されるパトリックとアンジーのシリーズも五作目になった。さすがに脂がのっているデニス・レヘインだけあって、ミステリとしての展開、意外な結末、重厚なテーマが一体となった読みごたえのある秀作となっている。

ストーカーに困っているという若い女性カレン・ニコルズの依頼をうけてパトリックは彼女を助ける。しかし、わずか半年後に彼女は投身自殺を図ってしまう。この半年の間に、フィアンセが事故で植物人間になり、職場を失い、住むところもなくなるという不運に彼女は遭遇していた。単なる偶然なのか、それとも誰かの悪意が潜んでいるのか、パトリックが調査をすすめるうちに、一人の人物が浮かび上がってくる。しかしその時、パトリックの周囲にも恐ろしい魔の手が伸びていた・・・。

はじめは、謎の犯人に守勢にまわるパトリックとアンジーだが、やがて攻勢に転ずるあたり、読者も一緒になって溜飲を下げる気分で、さすがにここらのツボはしっかり押さえてある。事件が解決したと思われた後に明かされる真相と結末もレヘインらしい余韻がある。

デニス・レヘインの本の基本的なテーマは人間の心に巣くう悪意と暴力だと思う。本書でもごく普通の女性カレン・ニコルズを自殺に追い込む犯人の手口は悪辣で、読んでいる方が思わず引いてしまうところがある。全編を通じて暴力に匂いがふんぷんとするところがあって、おもしろいことに間違いはないが、好き嫌いが分かれるのはここらあたりかもしれない。

にもかかわらず最後まで読みとおせるのは、パトリックとアンジーの守護神ともいうべきブッバ・ロゴウスキーの存在が大きい。どこか存在自体がユーモラスで、救いとなっている。本編では、なんと彼女ができるのだが、それ以上に兵士としての才能を発揮して二人を助けている。

訳者あとがきによれば、レヘインはこのシリーズを少し休む予定のようだが、ブッバだけでも他の作品に登場させて欲しいものだ。

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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nnaoomi
形式:マスマーケット
アンジーが去ってしまった今、パトリックは一人で探偵稼業をしている。賞金稼ぎまがいの仕事もこなす。そんな中 カレン.ニコルスの依頼をうける。アンジーが彼の知らないところでそっとリコメンドしてくれたらしい。もうこれだけでオジサンは泣けてしまうのである.困った.

カレンに付きまとうストーカーを何とかして欲しいという。「お安い御用じゃん。」と引き受け 暴力大好きマッチョの相棒ババと強烈な脅しをかける。それはそれは恐ろしい脅迫で一気にストーカーは手を引いたかに見えた、が 服従したと思わせたストーカーの眼の奥に復讐の炎が燃えていた。ストーカー。日本では埼玉県桶川事件があったばかりだが警察という役所の対応には歯噛みするばかり。しかしこの二人にとっては「俺が法律!サイレンサー付きの22口径が警察!対話は暴力!まっかせなさーい!」の朝飯前の一仕事。かつてのマイク.ハマーか墓掘りジョーンズもかくありなんという荒々しさ.「おいおい!そこまでしなくても..」と思う反面 日頃のストレスを思わず発散している自分が恥ずかしい.この仕事,一旦は上手くいったかに見えたが。。。
6週間後のある日現在の愛人ヴァネッサとバミューダに出かける間際、カレンから留守電が入る。連絡が欲しいと言う。忙しさにかこつけて放置してしまう。そして 半年。ニュースでカレンの自殺を知る。自責の念にかられ依頼人のない捜査を始めるが。。。

関係者に話を聞くにつれパトリックが抱いていたカレンのイメージが大きく覆っていくようになる。カレンの恋人の死。事故なのか?仕組まれた殺人か?そしてパトリック自身の周囲に次々と起こるストーカー事件。犯人は?アンジーとの再会。等々めまぐるしい展開に目が離せない.

英語の名前は頭に入りにくい.日本の文庫の表紙裏にあるような人物紹介があるといいなあ!と思うのはワタシだけか?
「えー?ク ラ レ ン ス ?クラレンス?誰だっけ?確か前にも出たよな?」あっちこっち探してやっと見つかる.「あっ,そうかあ.飼い犬だった.」という次第.オッ恥ずかしい.

とにかく,物語が進むにつれ犯人に対する憎しみが膨れ上がる.それはパトリックもババもアンジーもそして当然ワタシもである.「ヤッテマエー!」って気分になってしまう.まさしく高倉健,唐獅子牡丹の世界である.面白い!っが 疲れる.
殴られ撃たれて,ホント私立探偵は楽じゃない.

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
“ボストンの鬼才”デニス・レヘインによる、<探偵パトリック&アンジー>シリーズの第5弾。’02年、「このミステリーがすごい!」海外編で第11位にランクインしている。

ひとりの若い女性が、全裸で身を投げた。彼女の名はカレンといい、パトリックが半年前ストーカーの被害から救ったひとだった。裕福な家で大事に育てられた子女というイメージがあった彼女がなぜ・・・。投身自殺の背景を探るうちに、死の数ヶ月前から信じられないような不幸がカレンを襲っていたことがわかる。フィアンセが不慮の交通事故で植物人間状態となり、文無しになり、失業し、住む場所も失い、麻薬に手を出し、売春までして、最後には精神に変調をきたしていたのだ。

アンジーとのコンビを復活させたパトリックは、ふたりで事件の調査に当たるが、何者かがカレンを追い込み、破滅へと導いていたことを知る。その悪意は、やがてふたりにも襲いかかるのだった。

本書のテーマは、「人がその人生と幸せとを築き上げる土台を、ひとつひとつ壊していったら、人はどうするのだろう」とレヘインは言っており、カレンに代表される普通の人々がいかに崩壊していくかが、緊張感あふれる筆致で描き出されてゆく。そして人の風上にも置けないデモーニッシュな真犯人。

本書は、死人の数こそシリーズ中最も少ないが、悪の中でも最悪の部類の悪人が登場することで、シリーズの異彩を放っている。5作続いたこのシリーズも本書を持ってしばらく封印とのこと。これまでの事件で肉体的にも精神的にもはかりしれないダメージを受けたふたりの探偵の復活を祈って止まない。
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