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大学生や社会人で、高校の文法参考書で必至に学習している人を見かけるたびに、この本の存在を教えてあげたくなります。
日本の英語文法書は、あくまでも受験の為に作られています。そこでは、肝心な所は統べてまとめられ、ただ暗記する為のものになっています。日本の英文法書では、英文を書く、英文を読む、英文を聞く、話す、といった自然な言語としての英語を学ぶ事が出来ません。(英語教師でも日本の参考書しか読んでいない人がいるので、ビックリします。)
ロングマンの英英辞書をつかっても、ストレスがたまらない語彙(2000語)がある、と言う人にはこのような文法書のほうがずっと役に立つと思います。 日本の英語は明らかに、受験に支配された感がありますし、TOEIC/TOEFLの為の文法書と言っても高校レベルの文法では全く分からないような、難解な説明ばかりある本で溢れています。
付け加えると、この本は高校レベル/中学レベルの文法を、イギリスの英語文法/英語教授法のプロが外国人(私達)の為に書いてくれた本なのです。 その本が日本でこの程度の知名度と言うのは全く不思議としか言い様がありません。 「本当の情報」が日本の書店には欠乏しているのでは無いでしょうか? 最後に、新しもの好きに忠告(私もそうでしたが)。
この本は1985出版とありますが、初版は1960年からあります。そして、それが意味するのは40年近く経ったいまもその内容は新鮮さ、内容の親しみやすさと深さで他の文法書を未だに圧倒していると言う事です。 姉妹本にPractical English Usage(使い方のみに集中した文法書)があります。
唯一この文法書と比較できる日本の参考書は私の知る限りでは「英文法解説」金子書房くらいですが、それでもやはり「受験」の呪縛からは解放されてはいません。(著者の江川氏はA Practical English Grammarの作成に力を貸されている人です。) 英語はもっと楽しい事を、受験を通り抜けた学生ト社会人達が新たに発見することを祈ります。
塾で高校生に教えたりするときは、やっぱり日本の参考書のほうが使いやすいのかもしれませんが、この本のほうが納得して捉えられます。「この本に書いてないなら別にいいんじゃん?」とも思ってしまいます。Oxford University Pressの文法書だから、信じて参考に出来ます。
巻末のPhrasal verbs特集も役に立ちます。
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