同著者による『
共感をつかむプレゼンテーション―「思い」を実現する32のチェックポイント』
のPowerPoint2007実践篇という位置づけにある本。
目次は以下のようになっている。
1.プレゼンテーションの基本を学ぶ
2.ケーススタディで学ぶプレゼン資料の作成方法
3.悪い例→良い例に学ぶチャートの作り方
4.プレゼンテーションの実演
5.PowerPoint2007の使いこなし上級編
本書は、PowerPoint2007に対応し、新機能のSmartArtなどを
フルに活用した内容となっている。
私自身、以前から、マスタースライド作成やSmartArtなどを活用
していたが、本書にある、定性を組み合わせた複合型チャート、
戦略オプションの比較など、目的に応じたチャートの使い方が、
大変、参考になった。
また、第3章の駄目チャートの改善法が秀逸である。よく見かける
駄目なチャートの例を引き合いにだし、具体的な改善方法が示さ
れている。なぜだめなのか、改善方法もわかりやすく、読み手の
腑に落ちるようになっている。
ステップバイステップで、きめ細かく操作がガイドされているため、
初めてPowerPoint2007を使う人でも、容易に学べると思う。
逆に、PowerPointに使い慣れている上級者には、細かい操作説明
がまどろっこしいと感じる向きもあるだろう。ただ、後半部分には、
目的別スライドショーによる短縮版の作成や、チームによる共同作
成など、上級者向けのテクニックが盛り込まれている。
上級者を自負する人でも、本書を読めば、プレゼンをさらにレベル
アップできる新しい発見をするにちがいない。